1歳を過ぎたら体も発達してきて、いよいよ活発になってきます。歩けるようになったら外遊びも増えるため、社会のルールなどについて教える必要が出てきますよね。徐々におしゃべりができるようになってくる1歳児ですが、理解力はまだまだ。根気づよく教えていきましょう。
怖い顔は怖いだけ!大きな声で注意するだけではだめ
火のついているコンロに触ろうとして「こらだめ!危ないでしょ!」と怖い顔で怒るのは、あまり効果はありません。このとき子どもの心に残るのは、「ママやパパが怖い」「大きな声でびっくりした」「いきなり怒られた」などの情報だけで、肝心な「コンロは危ないので触っちゃダメ」は伝わっていません。
やっちゃだめ!を理解しはじめるのは1歳過ぎ位から
上のようなコンロを触ろうとしている状況では、ぎゅっと手を掴んで「面白そうだけど、これを触ると熱い熱いで怪我しちゃうから触るのやめようね」などと言い聞かせます。
笑顔で言うと遊んでもらえてるだけだと判断するかもしれないので、真剣な表情で伝えるのがポイントです。
言葉がしっかり理解できないのではじめは何のことか分からずに、何回も繰り返しますが、そのうち「ここは熱い熱いの場所だ」と判断して近づかなくなります。
言葉のコミュニケーションが増える1歳5カ月過ぎは?
1歳5カ月を過ぎたら特別に何かをはじめるわけではなく、今までしつけてきていた内容を広げて少しずつ増やしていきます。
例えば、「ご飯で遊び食べしない」「物を投げない」などです。
いたずらが増える1歳8カ月頃!お友だちとの関わり方
今まで遊び感覚でパパやママの髪を引っ張ったり叩いたりして遊んでいても笑って許してもらえていましたが、お友だちともなるとそうはいきません。同じ感覚で気を引こうと乱暴をしたり、興味を持ったおもちゃをとってしまったりしたときは、しっかりと叱ってあげましょう。
そのためには、安全な公園でも目を離さず、フォローのできる位置で見て居てあげることが大切です。
言葉は話さなくても理解していることは意外と多い
「しゃべらないから」「まだ言っていることも分からないだろうから」で野放しにしておくのではなく、このころからきちんとしつけをして、「こんなときはこうするんだ」という知識を、根気よく子どもに伝えてあげるといいですね。