2016年07月15日 公開

夏の花といえば!ひまわりに関する基礎知識

夏の花といえばひまわり。元気で健康的な印象を与えてくれる花でもあり、多くの人から愛されています。昔から親しまれているひまわりですが、実は知らないことも多いのではないでしょうか。分類や系統、原産地や名所など、ひまわりに対する基本的な知識をご紹介します。

夏の花といえばひまわり。元気で健康的な印象を与えてくれる花でもあり、多くの人から愛されています。昔から親しまれているひまわりですが、実は知らないことも多いのではないでしょうか。分類や系統、原産地や名所など、ひまわりに対する基本的な知識をご紹介します。

ひまわりの種類ってこんなにあるんです

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夏の花と言えば真っ先に思い浮かぶのが「ひまわり」じゃないでしょうか。道を歩いているだけでも、見かけることが多く馴染みの深いひまわりですが、その種類や系統を気にされたことはありますか?

実はひまわりは「キク科」なんです。
キクの仲間だということを知らない人も意外に多いのではないでしょうか。

そんなひまわりは野生種で約60種、その他にも「食用」や「油抽出用」の品種を含めると数100以上の種類があるんです。

ひまわりの種類を一部ご紹介♪

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サンリッチ

サンリッチ

サンゴールド

サンゴールド

テディベアー

テディベアー

◆サンリッチ
日本で見かけるひまわりの多くがこの品種なのだそう。サンリッチには色別に複数の種類があり、中でもメジャーな品種が「サンリッチオレンジ」次いで「サンリッチレモン」とのこと。

◆サンゴールド
八重咲きの品種(花弁が幾重にも重なって咲く)。芯が見えなくなるほどに花をつけ、他の品種よりも豪華な印象。

◆テディベアー
こちらも八重咲きの品種。オレンジの花が強く印象に残ります。また、もこもこっとした花の付き方がまるで熊のぬいぐるみのような見え方をすることから、この名前が付いたそうです。

ひまわりは世界のどこで生産されている?

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世界的な生産地は以下のようになっています。
ヒマワリの生産地域はロシア周辺のヨーロッパに偏っている。5割強がヨーロッパ州に集中しており、アジア州と南アメリカ州がそれぞれ2割弱を生産している。
ロシア(ヒマワリはロシアの国花でもある) – 6,430千トン
ウクライナ – 5,230千トン
アルゼンチン – 3,440千トン
中国 – 1,820千トン
フランス – 1,441千トン
また、日本の生産地は以下に記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。
これらの自治体ではヒマワリによる地域特産化を図り、油等食品、化粧品等のヒマワリ関連製品を販売している。北海道の標準播種期は5月上旬であり、霜や氷点下の気温にも耐性はある[4]。
北海道名寄市
北海道北竜町
宮城県大崎市(旧・三本木町)
栃木県野木町
神奈川県座間市
長野県富士見町、信濃町、筑北村、諏訪市、阿南町
石川県津幡町
兵庫県佐用町(旧・南光町)
島根県出雲市(旧・斐川町)
香川県まんのう町(旧・仲南町)
岡山県笠岡市 

ひまわりの原産地と日本への到来

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北アメリカ大陸がひまわりの原産地。
なんと紀元前300年程前から栽培されていたというから驚きです。
そこから、中米や南米大陸へと広がり、その後コロンブスが大陸を発見したことによって16世紀後半から17世紀にヨーロッパへも伝えられました。

日本はというと、ヨーロッパから遅れること約100年。17世紀の半ばに中国から伝えられます。
当初は観賞用として楽しまれていたようです。

ひまわりを楽しむことができる名所は?

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国内でひまわりを楽しめる名所2か所をご紹介します。

まずご紹介するのは北海道の北竜町ひまわりの里。
広大なひまわり畑に150万本のひまわりの花が咲きほこります。
見頃は7月最終週から8月のお盆辺りまで。中でも力強いひまわりをみられるのは、8月上旬です。

◆北海道/北竜町ひまわりの里
【所在地】
北海道雨竜郡北竜町板谷143-2
【営業日・時間】
24時間入場可能
【定休日】
冬期は雪で埋まり訪問不可
【アクセス情報】
JR滝川駅発・JR深川駅発路線バス ひまわりの里北竜中学校前

東京都内にも満開のひまわり畑のなかを散策できるスポットがあるってご存知でしたか?

小さなお子さまを連れての遠出は難しい……という東京都近郊にお住まいの方も
ぜひお子さまと足を運んでみてくださいね。

◆東京都/国営昭和記念公園
【所在地】
東京都立川市緑町3173
【営業日・時間】
9:30~17:00※時期によって異なります。
【定休日】
年末年始(12/31・1/1)、2月の第4月曜日とその翌日
【アクセス情報】
JR中央線・立川駅 徒歩約10分

ひまわりで、お子さまと一緒に夏を感じる

夏という季節を感じる代表的な花、ひまわり。
ひまわりのあれこれを知ったら、なんだかもっと好きになったような気がしませんか?
今年の夏はお子さまと一緒に、ひまわりの生命力や力強さを感じにおでかけしてみてくださいね!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター