2020年05月28日 公開

話題のSTEAM通信教育「WonderBox」は脳の筋トレができる教材!知育効果をレビュー

「WonderBox(ワンダーボックス)」はアプリとキットで思考力・判断力・表現力を鍛えることができる幼児通信教育。空間認識、図形、パズルなどの問題などが用意され、子どもが積極的に取り組みたくなる魅力が満載。年長の息子の体験談やメリットをお伝えします。

「WonderBox(ワンダーボックス)」はアプリとキットで思考力・判断力・表現力を鍛えることができる幼児通信教育。空間認識、図形、パズルなどの問題などが用意され、子どもが積極的に取り組みたくなる魅力が満載。年長の息子の体験談やメリットをお伝えします。

「WonderBox」ってどんな教材?

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「WonderBox」は、4歳から10歳の子どもをターゲットとした通信教育です。

これまでの通信教育とは全く異なる教材が魅力ですが、「WonderBox」が新しい理由は3つあります。

1.STEAM教育に特化した教材

1つ目はSTEAM教育領域の教材であることです。

パズルや図形、空間認知の問題、プログラミング要素のあるゲームだけでなく、お絵かきやお話作りなど創作問題まで幅広い内容で「
・Science(科学)
・Technology(技術)
・Engineering(工学)
・Art(芸術)
・Mathematics(数学)
をバランス良く学習できる通信教育は他にありません。

「WonderBox」では答えを出すことが一番の目的ではなく、答えを導くためにどう考えていくかが重要視されています。

アプリの内容も読み・書き・計算などはありません。勉強というよりはゲーム感覚で取り組めるものが多いですが、しっかりと頭を使う必要があります。

2.アプリとキットを組み合わせた教材

2つ目はデジタル教材とアナログ教材のハイブリットで学べることです。

アプリ以外に、毎月キットが届きます。アプリだけ、キットだけ、そしてその2つを組み合わせるといった3パターンで日々の学習を進められます。

アプリには10以上の「チャンネル」が用意されており、月に何度かその内容も更新されます。問題をクリアした頃にまた新しい問題が追加されるので、飽きずに取り組めます。

3.IQや学力向上が実証された教材

3つ目は教育のプロチームの経験や知見を凝縮した教材であることです。

世界150カ国にユーザーがいる思考力育成アプリ「シンクシンク」や考える力が身につく「なぞぺ〜」シリーズを制作している「ワンダーラボ」が手掛けています。

IQや学力の向上が実証実験でも確認されているコンテンツを制作した経験を活かした教材内容となっています。

「WonderBox」が他の教材と違うことのデメリットは?

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これからの教育において重要視されている「知的好奇心、思考力、創造性」を育むことができる「WonderBox」。魅力的に感じますが、デメリットはあるのでしょうか。

まず、一般的なタブレットを使った通信教育と違い、「教科学習が目的ではない」ことがデメリットとして挙げられます。「WonderBox」には文字の練習や足し算・引き算など教科学習の項目はありません。このような通信教育を求めている場合は他社の教材を検討した方が良いでしょう。

また、価格もネックになるかもしれません。12カ月一括払いで月3,700円、毎月払いで月4,200円とやや高めの設定です。他社のタブレット教材と比べると若干割高でもあります。

それから、「WonderBox」では端末のサービスはありません。ご家庭での用意が必要です。スマートフォンでの操作は可能ですが、コンテンツによっては画面が大きい方が進めやすいのでタブレット端末を用意する必要があります。

「WonderBox」のメリットは“生きる力”を得られること

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「WonderBox」を実際に1カ月試してみて、筆者が感じたメリットもたくさんあります。

一番メリットだと感じたのは、教科学習の補助教材ではないからこそ「知的好奇心、思考力、創造性」を伸ばすことができるという点です。これらは、子どもたちの未来に必要な「生きる力」の本質になります。

「WonderBox」では空間認識問題、図形問題、パズル問題などが多く用意されています。2次元を3次元に置き換えたり、問題解決のための道筋を論理的に考えたり、目に見えないものを頭の中で想像し、また頭の中で考えていることをアウトプットすることが、アプリやキットで飽きずにできるのです。

国語・算数・英語・理科・社会などの教科学習においても、思考力や表現力が備わっていないと、どこかで頭打ちになってしまう可能性もあります。

例えば、どんなに計算が得意でも文章問題で引っかかってしまう場合などは、文章を頭の中で映像のように再現できず問題自体を理解できないことが原因のことも。

IT社会が発展していく上で、AIができるような能力だけでは生きていくことが難しいと言われています。必要なのは、AIを動かす力。そして新たに何かを生み出す力です。

問題を理解し、推理し、解決法を考え判断し、指示または表現する人材が重要となります。

このような、全ての学習において土台となる力、これからの社会を生き抜くための力を鍛えることができるのが「WonderBox」です。筆者は、実際に息子が取り組んでいる様子を見て「脳の筋トレ」ができる教材だと感じました。

水泳やピアノなど幼少期から始めることで身体能力や絶対音感が身に付く習い事がありますよね。「WonderBox」は感覚的・身体的に脳を鍛えることができる問題が多いです。

このような力を幼い頃から遊び感覚で身に付けることで、今後の学習や将来においても役立つと感じました。

デジタルとアナログのハイブリット教材も大きなメリット

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もう一つ感じた「WonderBox」の大きなメリットは、デジタルとアナログのハイブリット教材である点です。

これまで書店で購入できるドリルや通信教育などさまざまな学習コンテンツを見てきたのですが、「WonderBox」で出てくるような問題はなかなかありませんでした。就学前から算数オリンピックレベルの問題に取り組める機会はそう多くないでしょう。

また、タブレット学習だからこそ良かった点は動画コンテンツがあることです。ペーパー上では体験できない事物体験に近い再現をしてくれます。

例えば、積木問題では積木の形が立体的に把握でき、パズル問題では選んだパズルがどう組み合わさるかが目に見えて理解できます。

ペーパー上で理解が難しいものでも、実際に問題が動き解答までの道筋が動画で理解できることによって、頭の中で想像する力も身につくと感じました。

そして、アナログ教材の役割も重要です。画面上だけでなく、実際に手を使って遊びながら考えることができるのは「WonderBox」ならではでないでしょうか。

キットが毎月届くことで二つの視点から脳のトレーニングができ、コンテンツ数や月に3回ほどの内容更新があることを考えるとお値段も納得できると思います。

タブレット学習は子どもに任せきりになりがちですが、保護者メニューで子どもの取り組みを確認できますし、ハイレベルな問題も多いので親子で一緒に考える時間を取ることができました。

わが家の場合は、いくつかあったデメリットの要素は、この魅力的な教材の効果によって消化されました。

WonderBoxのはじめ方

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さて、そんな「WonderBox」ですが家庭学習においてどのように取り入れると良いのでしょう。わが家で効果的だった導入法について、3ステップでご紹介します。

STEP1:お試しアプリを使ってみよう

「WonderBox」が気になる方はぜひ無料のお試しアプリを使ってみてください。また、類似コンテンツの「シンクシンク」も試してみるとどのような問題を扱っているのかがよくわかります。

この2つで子どもの反応が良ければ、まず1カ月試してみるのがおすすめです。

筆者の息子は元々「シンクシンク」の有料会員です。ゲーム感覚で数理的思考力が鍛えられる良問が多く、月額料金を支払っても満足できる内容で親子で大ファンでした。

その制作会社が作る新しい通信教育と聞き、とても興味がありお試しをしてからすぐに1カ月申し込みをしました。

届いた教材に息子も大喜び。そこから毎日のように取り組んでいます。

STEP2:毎日の習慣にしても、空いた時間の取り組みでもOK

「WonderBox」は通信教育ですが、毎日決められた課題が設定されているわけではありません。

1日10分程度取り組むのでもOK、やりたいと思った時にじっくり取り組むのもOK。お子さまの好きな量、タイミングで進めることができます。

わが家では毎日30分ほど時間を決めて進めています。日によって、1つのチャンネルに集中して取り組む日もあれば、いろんなチャンネルを少しずつ進めることもあります。

キットをメインにアプリと組み合わせて遊ぶこともできるので、毎回新鮮な気持ちで「今日は何をやろうかな」とワクワクしながら「WonderBox」を開いています。

息子の様子を見ていると、ドリルなど机上の学習の時に比べ「もっと挑戦したい!」「解けるようになりたい!」という意欲や好奇心が湧き上がっていることがよくわかります。

毎日やらないといけない!というプレッシャーも感じずに済むので、親子ともに気楽な気持ちで取り組めます。

STEP3:基本的には子ども1人で。ハイレベルは親子でチャレンジ

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「WonderBox」のアプリは直感的に操作できるので、お子さま1人で取り組むことができます。

ただ、チャンネルをどんどん進めていくにつれて頭を悩ませるレベルになっていくので、そんな時はぜひ一緒に取り組んでみてください。例えばアプリの「アトラニアス」というチャンネルには、算数オリンピックレベルの問題など大人でも考え込んでしまうような難易度の高いものも含まれています。

「こんな風に考えてみよう」「ここをこう動かしてみたら?」など、一緒に考えることで親子のコミュニケーションに繋がりました。

対象年齢のドリルなどではなかなか出会わないレベルの問題も多いです。でも、そんな問題でも取り組んでみたくなる仕掛けがちゃんとあって、息子も積極的にチャレンジしています。また、「こんな難しい問題が理解できた!」という自己肯定感のUPにも繋がっています。

タブレット端末を使うと画面に長時間釘付けになるのではと心配になりますが、1日に利用できる時間や何分間に1回休憩を取る時間の設定ができるので安心です。

「WonderBox」はこんな方におすすめ

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これまでにさまざまなドリル・通信教育に取り組んできたけど、もう一歩進んだ学習をさせてみたいという方にはとってもおすすめです。

教科学習の補助では習得できない、「自ら考える力」「柔軟な発想力」「自由な創造性」を子どもに身につけてほしいという方にもおすすめです。

「WonderBox」のアプリも一見ゲームのように見えますが、全てが考えることなくして進めることができません。「考えなきゃいけない」と思わずとも、自然とこうかなああかなと頭をグルグル回転させて取り組んでいることが実感できる教材です。

普段からパズルや図形問題が大好きなお子さまも夢中になると思います。逆に、数理的問題に苦手意識があるお子さまでも楽しんで取り組めるような内容となっています。

パズルや空間認知の問題以外にも、お話作りやお絵かき、お題に合うものを自分の身の回りから見つけるミッションなど表現力を高めるコンテンツも充実しています。リベラルアーツ・自由な創造力の育成に興味がある方にもぴったりですよ。

「WonderBox」の申し込み方法はこちら

ワンダーボックスは、12カ月一括払いで1カ月3,700円(税込)、6ヶ月一括払いで1カ月4,000円(税込)、毎月払いで1カ月4,200円(税込)です。

ただし、一括払いを選択した場合でも途中解約は可能。受講月数に応じて受講費が計算し直され、残金が返金されるので、一括払いで申し込んだ方がお得ですよ。

未来を生き抜く底力を育ててあげるために

最初は家庭学習の一つとして1カ月だけ試してみようと思って始めた「WonderBox」。でも、息子のハマり具合、内容の良さもあり、その後も継続しています。

「WonderBox」を体験して、早期にこのような教材で思考力を鍛えることが今後の学習、受験、その先も生き抜く力に繋がると感じられました。

お子さまの未来が少し変わるかもしれない通信教育「WonderBox」、ぜひお試しください!

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この記事のライター