食事の時間になってもなかなか子どもが食べてくれない……。そんなときに使える、子どもの食べる意欲を引き出す工夫を5つご紹介します。食事を楽しめるようになれば、お子さま自ら、積極的に食べるようになりますよ。
苦手なものは刻んで隠しちゃおう
なかなか食べてくれない場合は、細かく刻んで料理の中に混ぜ込んでしまいましょう。お子さま人気の高い、ハンバーグやチャーハン、カレーに入れるのがおすすめです。
子どもが食べられたら、「実はこの中にピーマンが入ってたんだよ。でも食べられたね、すごい!」
と褒めてあげましょう。そうすることで、子どもは自信がつき、「次もまた食べてみよう」という意欲がわいてきます。
一緒に料理を作ってみよう
苦手な食べ物でも、自分が頑張って料理したものなら、平気で食べられてしまうこともあります。
パパママは、子どもが作った料理を「おいしい!上手にできたね、また作ってね」と褒めてあげましょう。食育にもつながりますよ。
自分で育ててみると愛着がわく
野菜を大事に育てることで、「すべての食べ物は誰かが育ててくれているんだな」「食べ物を大事にしよう」と実感できますよ。
もし家庭菜園が無理な場合は、農業体験に参加したり、植物図鑑などを一緒に見るのもおすすめです。
たくさん身体を動かしておなかをペコペコに
ですから、食事の前は身体をよく動かすようにしましょう。本当におなかがペコペコなときは、苦手な料理もおいしく感じられてしまうものです。
食べなくても子どもを責めない
食事のときに叱ったり無理に食べさせようとすると、子どもは少しずつ食事の時間が憂鬱になっていきます。
嫌いなものを集中的に食べさせるのではなく、ほんの一口分だけお皿によそうようにしましょう。見た目の負担を軽くしてあげるのも重要なポイントです。「一口だけなら……」と自分からチャレンジしてくれるかもしれませんよ。
食べることが楽しい環境づくりを
まずは、食事の時間が楽しいと思えるような環境づくりを心がけましょう。
お子さまが思うように食べてくれないと、パパママはついイライラしがちですが、そこで叱っても解決にはつながりません。大事なのはお子さま自身の心です。ゆっくりと長い目で、お子さまの食事への意欲を引き出してあげましょう。