2017年05月07日 公開

算数のセンスを鍛える!100均オススメアイテム10

算数を苦手と感じる小学生は多いようです。手軽に手にはいるおもちゃや道具を活用して遊びながら「算数のセンス」を未就学児のうちから鍛えて、自然と算数が好きな子に育ってほしいですね。算数のセンスを鍛えるためのポイントと、実際に使ってみてよかった100円ショップで手にはいるおすすめアイテムをご紹介します。

算数を苦手と感じる小学生は多いようです。手軽に手にはいるおもちゃや道具を活用して遊びながら「算数のセンス」を未就学児のうちから鍛えて、自然と算数が好きな子に育ってほしいですね。算数のセンスを鍛えるためのポイントと、実際に使ってみてよかった100円ショップで手にはいるおすすめアイテムをご紹介します。

算数の好き・嫌いは二極化している

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granata68 / Shutterstock.com
学研教育総合研究所が2016年9月に調べた調査によると、小学生の最も嫌いな科目は4年連続で「算数」になったそうです。

一方で、一番大好きな科目も「算数」となっていて、子どもたちの中で算数が好きな子と嫌いな子の二極化が進んでいると考えられます。

「算数のセンス」を伸ばすには?

算数を苦手だと感じさせないために、子どもの数字や図形に対する感覚、つまり「算数のセンス」を鍛えてあげるにはどうしたらいいでしょうか。

算数の力を伸ばすというと、計算問題をたくさん解かせるようなイメージがあるかもしれませんが、日常生活や遊びの延長で、算数のセンスを鍛える方法はたくさんあります。

「数字」に親しむ

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Syda Productions / Shutterstock.com
生活の中に出てくるさまざまな「数」に、興味が持てるような環境作りを心がけます。「重さはどのくらい?」「これはいくら?」「5つあるお菓子を2つ食べたら、残りはいくつ?」など、数を必要とする場面は多いものです。

さまざまな場面で「数」が登場するということをまず教えて、子どもの数に対する好奇心を養いましょう。

時間の概念を学ぶ

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BrAt82 / Shutterstock.com
子どもがまだ時計をよむことができなくても、「あと10分よ」「時計の長い針が上まで来たらお片付けしましょう」「30分ならテレビをみてもいいよ」といった呼びかけを親がしていくことはできます。

生活をしていく上で、「時間」という概念がとても大切なこと、時間は時計を見るとわかることを、最初に教えていきましょう。

時間について興味関心が深まることで、小学校で学ぶ「速度」などの計算も、実感を伴って理解することができるようになります。

幾何学的センスを身につける

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算数のセンスで欠かせないのが、空間認識能力や図形の法則などを把握する力です。

こういった幾何学的センスを身につけるには、「物の形のおもしろさ」を子どもに自ら気づいてもらうのが一番です。

積み木やブロックなど、形を積み上げたりあてはめたりする遊びは、その土台作りにぴったりです。

算数のセンスが鍛えられる100均アイテム10選

それでは、算数のセンスを養うことができる、100円ショップのアイテムをご紹介します!遊びながら楽しく学べるものがそろっていますよ。

1. おもちゃのお金

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お買い物ごっこに最適なおもちゃのお金です。「物を買ったり売ったりするときはお金を使う」ということが理解でき、「おつり」の仕組みについても興味を持てるようになります。

2. 計量カップ

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重さや量の概念を理解するには、自分で体感してみるのが一番です。100円ショップなら、子どもの手にもちょうどいい、小さめの軽量カップがたくさん売られています。

筆者の子どもはこの軽量カップをお風呂に持ち込んで、「200mlぴったりに水を入れる」ことにしばらく夢中になりました。そのおかげか、小学校1年生になった今では、200mlの牛乳をはかってホットケーキを作る、といったこともできるようになりました。

3. はかり

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正確な計量は難しいかもしれませんが、はかりのおもちゃも売られていました。ものには「軽さ」「重さ」があること、それは数字で表すことができることなどを遊びながら学べます。

4. おはじき

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小学校の算数セットでも採用されているおはじき。簡単な足し算・引き算について教えるときにとても便利なものです。

小さなガラス玉を並べると、いくつあるのか数えるのに熱中する子もいます。遊びながら、「5つ並べたおはじきを、2つ取ったら残りはいくつ?」と聞いてみたりするのも楽しいですよ。

5. 算数ポスター

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100円ショップにはさまざまな学習ポスターが売られています。壁に貼ることができるものや、お風呂に貼ることができるものなどがあるので、生活スタイルに合わせて利用してみましょう。

すぐにポスターの内容は理解できなくても、目に入ると「これはなに?」と興味を持ってくれることも多いものです。話のきっかけ作りとして活用してみてくださいね。

6. 算数ドリル

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100円ショップはドリルも充実しています。数字がまだ書けなくても、決まった数の絵に色をぬることで、数に親しめるようになっています。
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軽くて持ち運びに便利だったので、筆者は外出先に色鉛筆と一緒に持っていき、子どもが手持無沙汰なときに利用していました。中身も100円とは思えないほどボリュームがあり、子どものお気に入りの一冊でした。

7. おもちゃの時計

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時計の読み方を教えるときは、補助の数字が書いてある学習用の時計が便利です。100円ショップでも手に入ります。

筆者の子どもは、最初はただひたすら針を回す遊び道具として使っていました。段々と、「いま何時?」と聞くと、部屋の中の時計を見て、その時計と同じようにおもちゃの時計の針を合わせて補助の数字を確認し、時間を答えられるようになりました。

8. タイマー

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「あと10分」や「30分後に出かける」といった時間の感覚を学ぶのに便利なのが、タイマーです。

筆者の子どもは、4歳のときに「10分ってどれくらい?」と聞いてきたことがありました。そこでタイマーを買って、10分後にアラームを設定して、時間の概念を体感的に理解できるようにしました。

タイマーは、「テレビは1日1時間」といった生活習慣にも役立てることができるので、おすすめですよ。

9. パズル

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「図形の理解」に役立つパズルも、100円ショップで手に入ります。自宅で遊び道具にしたり、小さなパズルであれば外出先での時間つぶしに使ったりできるので便利です。

10. パズルブロック

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空間認識能力を鍛えるために、立体的な形を作るブロックはとても役立ちます。写真のように、パズルとサイコロのブロックを組み合わせたおもちゃも売っていました。

シンプルなおもちゃですが、筆者の子どもはこのパズルブロックが大好きで、組み立てたり解体したりと熱心に遊んでいました。

100円ショップを活用して算数に親しもう!

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100円ショップには、算数のセンスを鍛えるのに役立つアイテムが豊富にそろっています。お子さまの月齢や年齢、発達にあった知育玩具を手に入れて、算数への興味関心を高めてみてくださいね。

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この記事のライター