2017年10月13日 公開

空間認識能力を伸ばすには?家庭で取り組める方法を紹介

空間認識能力が高いと、スポーツにおいても勉強においても良い結果につながると言われています。では空間認識能力をのばすためにどのようなことをするとよいのでしょうか?お金をかけずに簡単に取り入れられる知育方法をご紹介します。

空間認識能力が高いと、スポーツにおいても勉強においても良い結果につながると言われています。では空間認識能力をのばすためにどのようなことをするとよいのでしょうか?お金をかけずに簡単に取り入れられる知育方法をご紹介します。

空間認識能力って?

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そもそも空間認識能力とはどのような能力なのでしょうか?コトバンクによると
三次元空間における物体の状態や関係(位置・方向・形状・姿勢・間隔・速度など)を、すばやく正確に把握する能力。平面図から立体的な空間を想像したり、球技で飛んでくるボールの軌道を瞬時に把握したりする能力がこれにあたる。
とされています。一言で言うと、空間の中で位置や形などを認識する能力のことです。実はこの能力は、さまざまな場面で生かされています。以下に例をご紹介します。

・時間の長さをイメージする
・物を見て絵を描く
・補助なしの自転車に乗る
・本を読んでイメージする
・物事の手順を考える
など……

これらはすべて空間認識能力のなせる業。空間認識能力をのばすことは、運動においても勉強においても,
できるようになるためのカギとなります。では空間認識能力をのばすためには、どのようなことをすると効果的なのでしょうか?お金をかけずに、今すぐ取り組める方法をご紹介します。

絵を描く

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絵を描くことは、空間認知能力をフル活用しなければできません。絵を描くためには、描く対象を観察し、正確にとらえることが必要です。また、対象をイメージすることも必要になります。これらの作業が空間認知能力を高めるのに有効なのです。

特に、建物など立体物を見て描くと、空間認識能力をのばすのにより効果的。お出かけ先で、家族でスケッチをしてみるのもいいかもしれませんね。

良い姿勢を保つ

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空間認識能力は、良い姿勢を常に保つとよく働くようになります。正しい姿勢を保つことで、物事をより正確にとらえやすくなるためです。一流スポーツ選手に姿勢の良い方が多いのは、そのためです。

お子さまの姿勢が悪くならないよう目を配るようにしましょう。体幹を鍛える遊び(バランスボール、トランポリンなど)を取り入れるのもオススメです。

スポーツをする

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スポーツのなかには、空間認識能力を必要とする動きがたくさんあります。たとえば、ボールを蹴る、バットにボールを当てるなどの動作もそう。ボールの位置を正確に把握できなければ、うまく行うことができません。

空間認識能力を効果的に育てる遊びの一つに「キャッチボール」があります。キャッチボールは、飛んできたボールの位置を瞬時に把握することが必要となります。これが空間認識能力を育てるのです。

休日は家族でキャッチボールを楽しんでみてはいかがでしょうか。親子のコミュニケーションを深めることもでき、一石二鳥ですよ。

目を閉じて作業をする

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空間認識能力は、目を閉じた状態のほうがより活発に働くといわれています。そのため目を閉じた状態で作業をしてみると、空間認識能力が鍛えられます。

お子さまの場合は、ゲーム感覚で取り入れると楽しみながらできますよ。たとえば、スタートとゴールの位置を決めて、ゴールまで目をつぶって歩いてみる、というのはいかがでしょうか?ママやパパと、どちらがゴールに近づくことができるか競ってみても楽しいかも。

空間認識能力の向上で運動も勉強も得意に

空間認識能力は、毎日のちょっとした積み重ねで育てることが可能です。お金をかけたり特別なことをしたりする必要はありません。楽しみながら取り組めることばかりなので、手軽にできそうですね。ぜひ毎日の習慣に取り入れて、お子さまの能力アップを目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター