お子さまと一緒に、お風呂でアルファベットを学びませんか?といっても、A-B-C……と教えるのではなく、楽しく遊ぶだけ! 用意するのは、100均でも手に入るお風呂に貼って使えるアルファベットのパズルとアルファベット表のみ。親子で楽しく学べる工夫をお伝えします。
はじめに:アルファベットの勉強も楽しいが一番!
そこで、数字を導入したときのように、楽しくお風呂で遊んでみようと取り組みはじめたところ、効果は抜群でした。小学生だけでなく、4歳の弟も興味をもって楽しく学んだ、お風呂グッズの活用法をお届けします。
図形遊びや色遊びにも!【100均のおふろで遊べる数字パズル】活用法 – Chiik! – 3分で読める知育マガジン –
アルファベット表とアルファベットパズルで同じものを見つけよう
日を追うごとにスピードも精度もアップして、今では「下の段からやる」など、縦横斜めに攻略したり、兄弟で色を分担して対決したりして遊んでいます。
この遊びでは、アルファベットの正しい向きがわかるようになりました。どうやらWとM、HとKが混乱するようですが、すぐに慣れましたよ。「あ、本当だー!MとWって反対向きなんだね」と、お子さまの観察や発見をほめてあげてくださいね。
アルファベットになりきろう
わが家はゲーム感覚で、アルファベットパズルを配り、順番に1枚ずつお題として出していきます。例えば息子がCを出したら、「第1問!ジャジャン!Cです~」と母は添えるだけ。続いて、みんなでCを考えて表現します。出題者は、一番上手に表現できた人を選んで、その人がパズルをもらえます。最後にたくさんパズルを持っていた人が勝ち!というルールです。
BやNやRなど、子どもの発想は本当に面白く、母は毎回笑ってばかり。アルファベットの特徴もわかり、何度も「Bって難しくない?」「えーそうやって、Bの丸を2個作ったのか」などと声をかけていくうちに、子どもたちも自然と「ビー」という発音も覚えていきました。
まずは自分のイニシャルを覚えよう
この記号は自分のものだと認識してからは、どこか誇らしげ。イニシャルに喜ぶので、オムライスのケチャップや自分のものに名前を書く際にも、ちょこちょこ登場させています。
イニシャルは家族分あるので、苗字×家族のメンバー分覚えられますね。また、太郎くんの場合、Tは「ティー」なのに「タ」に相当することが分かり、アルファベットと音の関係を少し深めることにもつながります。
この文字は何に見えるかな?を考えよう
例えばAは洗濯ばさみ、Bは縦にしたメガネ。Tはとんかち、Oはまん丸、Lは長靴……など、お子さまと一緒に考えてみてくださいね。Bのメガネをかけてみたり、Tのトンカチを壁にトントンするなど、動作もつけると楽しいですし、記憶にも残りやすいようです。
そんなことをやっていると、ただの記号集団だったアルファベットの中から、1つ、また1つと見分けのつくものができてきます。
アルファベットパズルで〇✖ゲーム
たて、よこ、ななめ、どこかで同じ色がそろえば勝ちです。「じゃぁA出すね、どこにしよう~」などと、ぜひ声に出して言いながらやってみてくださいね。オセロ風の遊びも盛り上がりましたよ。
アルファベットパズルでごっこ遊び♪
おままごと遊び(写真右)
パパママは試食係。筆者は「あ~このTの麺、おいしいわぁ~」「このSは何ですか?あら、チャーシュー!?分厚くて絶品!」と、アルファベットをすべて食べ切ります。
時には、「このAはどこから食べるのがオススメ?」と聞いて、「とがったところ!」など、子どもにアルファベットの特徴を気付かせたり、「アイスのトッピングには、ママのMを入れてね」といったオーダーをしています。
魚つりゲーム(写真左)
母は近くで「おっと、Oが釣れそうです。もう少しです。Oが釣れました~」と実況中継をするだけですが、かなりのインプット量になりますよ。息子は、ちゃっかりJのパズルを釣り道具にして大漁でした。
終わりに:アルファベットは楽しい!
目にする機会が多いと親しみが増すもので、外で見つけては「(駐車場にて)お母さん、Pだよ、Pがある!」「この枝はJみたいだね」と日常や遊びの中にもアルファベットが登場しています。
そもそも、アルファベットというと英語のイメージですが、実はどこにでも使われている記号なんですよね。ひらがなや数字を覚えはじめた時のように、道を歩けば「知ってる」「分かる」に出くわす……喜びあふれる息子たちです。
皆さんも日常生活に、アルファベット遊びを取り入れてみてくださいね!