2018年10月09日 公開

知育ゲーム「箱の中なーんだ?」で想像力と集中力UP!

段ボールと100円ショップで手に入るような身近なアイテムで作る、特製知育ゲームボックスの作り方と遊び方を紹介します。この箱の中に入っているのはいったいなんでしょう!?ドキドキワクワクしながら楽しく遊んで想像力や集中力を鍛えることができるおうち知育です。

段ボールと100円ショップで手に入るような身近なアイテムで作る、特製知育ゲームボックスの作り方と遊び方を紹介します。この箱の中に入っているのはいったいなんでしょう!?ドキドキワクワクしながら楽しく遊んで想像力や集中力を鍛えることができるおうち知育です。

「箱の中なーんだ?」ゲームって?知育効果は?

photo by author (116294)

via photo by author
「箱の中なーんだ?」は読んで字のごとくですが、箱の中に入っているものを当てるゲームです。ただ箱の中にあるものを想像して当てるだけじゃなくて、複数のものを入れて形や大きさを比べて指示に合ったものだけ取り出すなど、いろんな遊び方ができます。

これは何だろう?と手から伝わる情報を頭の中でイメージすることで、想像力を鍛えることができます。過去に見たもの触れたものを頭の中で連想することで、脳はフル回転!しかも、考えるときはものすごく集中してくれるので、集中力UPも期待できます。

ただの箱を使ってもいいのですが、特製の箱を用意して子ども心をくすぐってみませんか?まずは材料と作り方を紹介しますね!

手を入れられるけど中が見えない特製の箱を作ろう

材料と道具

photo by author (116296)

via photo by author
【材料】
・段ボール 
・ビニールテープ
・スポンジシート

【道具】
・ハサミ
・カッター
・ガムテープ
・セロハンテープ

今回使った段ボールのサイズは、縦・横・幅が全て20㎝でした。もう少し大きい方がいろいろ入れられていいかなと感じました。段ボールをご用意する際の参考にしてください。

スポンジシートはダイソーで購入しました。なければ厚紙でも代用できそうです。

作り方

photo by author (116297)

via photo by author
1.段ボールの側面のうち、向かい合う2面をカッターで丸く切り抜きます。切った断面はビニールテープなどで覆っておくと安全です。

2.切り取ったサイズよりも一回り大きいサイズでスポンジシートをハサミでカットします。中心点より外に向かって8等分になるように切れ込みを入れます。このスポンジシートを、段ボールの内側からセロハンテープでしっかり貼り付けます。

3.段ボールのフタを閉めるために、つけたりはがしたりできるようビニールテープを付けます。

これで完成です!10分もかからず作ることができますよ。

遊び方1「箱の中はなんでしょう?」

photo by author (116298)

via photo by author
まず最初にご紹介する遊び方は、箱の中に入っているものを当てるシンプルなゲームです。

中に入れるのは、子どもの生活に関わる身近なものがいいでしょう。たとえば
・ハンカチ
・くつした
・歯ブラシ
・スプーン&フォーク
・コップ
・マスク
・めがね(おもちゃのもの)
など。

いつも身につけるものや普段使っているものの中から選んでみましょう。

ほかにも、
・バナナ
・りんご
・キウイ
・じゃがいも
・にんじん
といった野菜や果物もおもしろいですよ!手に神経を集中させることで、よく知っている食べ物でも柔らかいな、すべすべしているな、チクチク痛いな、など新しい発見があるかもしれません。

ちなみに筆者はこんなものも入れてみました。

photo by author (116304)

via photo by author
豆腐です!

娘は手を入れた瞬間「ぎゃーーーっ!」と大きな声を出してびっくりしていましたが、割とすぐに正解を出してくれました。

こんにゃくや氷など、ヒヤっとしてちょっと濡れているようなものはドキドキ感を味わうのにもオススメです(笑)

遊び方2「指示通りのものを選ぶ」

photo by author (116300)

via photo by author
形の違うつみきをいくつか選んで箱の中に入れます。そして、「中から●●の形をしたつみきを選んでください」という指示を与えて選んでもらうという遊び方もぜひお試しください。

手の感覚だけで指示通りのものを選ぶ、指示内容をきちんと理解する、という知育につながります。

長さの違うストローやクーピーなどを入れて、一番長いものは?短いものは?という問題を出すパターンもありますよ。

言葉かけのヒント

photo by author (116301)

長女(5歳)はゲームの意味を理解して楽しくやりとりできましたが、2歳になったばかりの次女にはやはりまだ難しかったよう
via photo by author
中にあるものを当てるゲームでは、ただ「箱の中なーんだ?」と直球で聞くよりも、
・どんな形ですか?
・触った感じはどうですか?
など、箱の中にあるものを言葉で説明できるようなきっかけを与えてあげると、時間をかけてじっくり考えることにもつながりますし、ゲームをより楽しめます。触って感じたことを口にするということ自体、言葉の獲得に効果があるのではとも感じました。

子どもに出題者になってもらい、親が箱の中のものを当てるという役をしてみるのもいいですね。娘は、キッチンから玉ねぎを持ってきて箱の中に入れ、筆者にクイズを出しました。もちろん筆者は触っただけで何かわかったのですが、「これは食べ物ですか?おもちゃですか?」「どんな色ですか?」「●●ちゃんはどうやってこれを食べますか?」といろいろ質問をしてそのやりとりを楽しんだりもしました。

身の周りのいろんなものに興味をもつきっかけにも

 (116303)

娘はクイズを出される側よりも出す方が楽しかったようで、家の中にあるいろんなものを箱に入れては筆者のところに持ってきて、「これなーんだ?」と聞いてきます。

特にキッチンにあるものが気になるようで、自分も何かわからないけどとりあえず箱の中に入れてママにクイズを出す、という感じであれやこれやをぴっぱり出していました。でも、このやりとりで、家の中にあるもの、身の周りのものに注意が向いて、さまざまなものを知ったり覚えたりするきっかけになるならそれもいいかなと筆者は感じています。

材料もシンプルですぐにできる特製の箱を作って、ぜひ皆さんも親子で楽しんでみてくださいね。(触って危険なもの、箱の中が汚れるものはNG、とルールを決めて遊んでくださいね!)

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

AKARI ITOI
AKARI ITOI

出版社、料理企画会社を経て独立。WEBメディアを中心に企画からライティングまでこなすコンテンツディレクターとして活動中。得意ジャンルはグルメ/クッキング/子育て/幼児教育/受験。東京在住。石川県出身。2児の母。調理師/食育指導士/JHBS講師/パンコーディネーター取得。