2017年12月07日 公開
手作り万年カレンダーで日付と曜日の感覚を楽しく覚えよう!
曜日を覚えたり、日付やカレンダーの仕組みを覚えたりするのって、小さい子どもには意外と難しいようです。万年カレンダーを手作りして、子どもに覚えてほしいカレンダーの見方を遊びながら学ばせてみませんか?
曜日を覚えたり、日付やカレンダーの仕組みを覚えたりするのって、小さい子どもには意外と難しいようです。万年カレンダーを手作りして、子どもに覚えてほしいカレンダーの見方を遊びながら学ばせてみませんか?
万年カレンダーのメリットは?
子どもに日付や曜日感覚を身につけてほしいと思っても、普通のカレンダーではなかなかピンとこない…ということも多いようです。
今回、ご紹介する手作り万年カレンダーのいいところは、毎日子どもが自分自身で何月何日何曜日かを確認しながらセットできるところです。
親子で一緒に「今は何月かな?」「今日は何日かな」「何曜日かわかるかな?」とコミュニケーションをとりながら、手元のカードをボードにセットするのを毎日繰り返すことで、何月何日何曜日かを考えることを習慣化でき、カレンダーの仕組みを覚えてもらうのが狙いです。
用意するもの
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【材料】
・段ボール:今回の作例では約33cm×26㎝の大きさで作成
・包装紙:段ボールを包めるように一回り程大きいもの
・A4コピー用紙:3〜4枚
・モール:数本
・ポチ袋や小さい封筒:3枚
【用具】
・のり、または木工用ボンド
・ハサミ
・セロテープかマスキングテープ
・千枚通し
台紙を作る
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段ボールに木工用ボンドやのりをつけて、包装紙で包んで貼るだけです。とっても簡単!好きな布を貼るのも良いですね。
日付・曜日のカードを作る
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月ごとのカードを作ります。1月から12月まで作ってください。今回はエクセルを使って作成し、A4サイズに印刷しましたが、手書きのカードでもOKです。
各カードのサイズは約6×4cmで作成しました。
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日付のカードも作ります。1と2と0は2つずつ、残りの数字はそれぞれひとつずつ必要です。また「日」のカードも同じ大きさで作ります。
今回の例では2.5×4cmの大きさで作成しました。
この用紙上では、英語で日付を表示する練習のことも考えて、1st、2nd、3rd、4th用のカードも作っていますが、日本語表記だけ学習する場合には不要です。
※間違って8を2つ作ってしまいましたが、ひとつで問題ありません。
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海外在住の筆者宅では、生活の中で頻繁に見かける漢字は覚えてほしいという方針です。特に曜日の単語はひらがなよりも漢字で見かけることが一般的に多いと感じましたので、今回は表が漢字・裏がひらがなになるように、両方のカードを作り、背合わせにしてラミネートしました(今回の例では、曜日カードのサイズは約10cm×4cmで作成しました)。
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それぞれの用紙をA4のコピー用紙に印刷し、ハサミで切ってカード状にします。
今回の例では、普通紙を使ったため、強度を出すためにラミネート加工してカードを作りました。ラミネーターがない場合は、厚紙を貼る、厚紙に手書きするなどの方法も良さそうです。
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用意しておいたポチ袋に、それぞれ月・日にち・曜日とカードを分けて入れておきます。
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筆者宅では、子どもたちが曜日の順番が曖昧なため、曜日カードを選ぶときに自分で確認できるようにと、上のような表もカレンダー上に追加することにしました。
このように、お子さまの学習内容に合わせて、使用するカードや情報を選べるのも、手作りの良さではないでしょうか。
カードを掛けるフック部分を作る
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各カードを設置したい部分に印をつけ、そこに千枚通しで穴を開けます。
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カレンダーのカードを吊るすフック部分を、モールで作ります。
まずモールを5センチ程度にカットして、二つ折りにします。
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その二つ折りにしたモールを、先ほどボードに千枚通しで開けておいた穴に裏から通します。
モールを半分ほど通したら、裏面のモールを少し残した状態にして(真ん中のモール参照)、それを枝分かれになるように開いて抜けないようにします。(一番右側のモール参照)
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先ほど表側に通しておいたモールを、上向きになるように指で押し上げてフック状にします。
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ボードを裏返して、先ほど作ったフック部分のモールの裏側にセロテープを貼って補強します。
同じように、日付と曜日のカードを入れたポチ袋も、セロテープやマスキングテープで取りつけたら、できあがりです。
万年カレンダー完成!
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大きさやデザインは、設置する場所やカードの数に合わせて自由に変更OK!
材料も簡単にそろうものばかりですので、思い立ったらすぐに作れますよ。また、万年カレンダーなので、何月に制作&使い始めても問題なし。親子でトライしてみてくださいね。