2017年08月09日 公開

【知育積み木】KAPLA(カプラ)で遊ぼう。図形が得意な子になる!

KAPLA(カプラ)って知っていますか?一見かまぼこ板のようにも見える、薄い長方形のフランス生まれの積み木です。頭を鍛える積み木として日本でも注目が高まっているKAPLA(カプラ)。メリットや、シンプルな見た目に隠された「図形が得意になる!」理由を紹介します。

KAPLA(カプラ)って知っていますか?一見かまぼこ板のようにも見える、薄い長方形のフランス生まれの積み木です。頭を鍛える積み木として日本でも注目が高まっているKAPLA(カプラ)。メリットや、シンプルな見た目に隠された「図形が得意になる!」理由を紹介します。

KAPLAはこだわり抜かれた究極にシンプルな積み木

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KAPLA(カプラ)は1988年、フランスで誕生した白木の積み木。どんな造形物でも作れる「魔法の板」とも呼ばれており、考案者のトム・ブリューゲンが15年もの試行錯誤のうちにたどり着いた、こだわりのおもちゃです。

フランスでは文部科学省推薦教材(ペタゴジックトイ)として、幼児から大学生・大人まで幅広い年齢に親しまれています。クラスや学年ごとにKAPLA が授業に取り入れられているそうですよ。

見た目はただの薄い木の板。しかし、ただの木の板ではありません。計算しつくされたこの板を使って驚くほど大きく、また複雑な積み木制作ができるのです。KAPLAの魅力を紹介します。

KAPLAの積み木はこんな子におすすめ

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antoerre / Shutterstock.com

ブロック遊びや積み木遊びが好きな子には、KAPLAは特におすすめです。「はめる・組み立てる」要素のブロックや、立体図形を「組み合わせて積み重ねる」要素の積み木遊びとはまた違った感覚をつかめるでしょう。

またKAPLAは対象年齢1歳~と、年齢問わず楽しめるので小学生にもおすすめです。図形の学習は小学校6年間を通して行われますので、教具として用意するのも良いアイデアです。

【知育積み木】KAPLAのメリット

エール株式会社提供 (56427)

大型作品「ナイアガラの滝」制作中

「積み上げる」作業で養う創造力と集中力

KAPLAで遊ぶことで、想像力と集中力、バランス感覚を養うことができます。

KAPLAは、基礎となる底面を作ったら、あとはピースを上に積み上げていくことで作品を完成させます。どんどん上に重ねていくことは一見簡単そうですが、作品が大きくなればなるほど難しいです。凹凸ブロックのようにはめ込みができないので、作品は不安定。バランスを考えながら、制作しなければいけないため、バランス感覚が身につきます。

さらに上にどんどん積み上げて思うような形を作っていくには、「重みに負けない工夫」と「集中力」も必要になるのです。

軽量で安全なピース

KAPLAは、1ピースが軽量なため、高く積み上げて子どもの上に落ちてもケガをしたり、またフローリングなどの床も傷つけたりする心配がない点も魅力です。

白木の板は、自然素材で作られています。ニスや防腐剤等の加工は一切行っておらず、カラーの塗料は植物系染料を使用。万が一、赤ちゃんが口に入れても安心な面もいいですね。

KAPLAが図形の構造を理解するのに最適な理由は?

図形の概念や構造を理解するためには、

・辺や面の理解
・空間を把握する能力

これらが欠かせません。KAPLAは、重ねたり組み立てたりしているうちに自然に図形の概念や構造を理解できる積み木なのです。その理由はなんでしょう?

ピースはすべて同じ大きさ同じ形、【1:3:15の比率】!

KAPLA®-カプラ関西 エール株式会社 (56422)

KAPLAは、すべてのピースが同じ大きさ・形です。そしてピースの厚み・幅・高さは、それぞれ【1:3:15の比率】。つまり、ピースを3つ重ねると1ピース分の幅、15枚重ねると1ピース分の高さと一致します。そのため重ねたり組み立てたりして遊びやすくなっています。

KAPLAを横に並べると、広い「平面」になります。そこに柱を立てることで「立体」の世界を作り出すことができます。何本か柱を立てて、上にピースを積んでいく。これを繰り返すと直方体を作ることができます。

自由に立体を作り出せる

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一般的なブロックや積み木は、何種類かのピースがあります。三角錐や四角柱・円柱などのパーツがある方が、形そのものを理解するには優れているといえます。

しかし、KAPLAの真髄は、もっと違ったレベルにあります。KAPLAでは、板を積んで「自分で」立体を作りあげていけます。立体を作るためには、その構造を理解しなければなりません。

基礎を作り、柱を立てて上に積んでいく。自分で立体物を作って遊んでいるうちに、自然と「底面」「高さ」「側面」などの概念や構造が身につく仕掛けです。パーツの使い方が決まっていないからこそ、図形の構造が理解しやすいのです。

「無限つみき」との違いは?

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商品名:MUGEN BLOCKS 100
販売元:ニチガン

KAPLAとよく似た積み木に「無限つみき(MUGEN BLOCKS)」というものがあります。これはKAPLAと同じく、手のひらサイズの薄い板のような積み木です。KAPLAはフランス生まれの製品ですが、無限つみきは、日本の木製玩具メーカー ニチガンが製造・販売しています。

ピースの大きさは、
・KAPLA:12cm×2.4cm×0.8cm
・無限つみき:9cm×3cm×1cm
と、無限つみきの方が長さは短いですが、幅や厚さは少しだけ大きいです。

積み上げていく場合、無限つみきの方が安定感があるので、小さな子どもには扱いやすいかもしれません。そのかわり、薄く長いKAPLAの方が繊細な造形を楽しむことができます。

また、無限つみきは100ピースと200ピースのセットがあります。KAPLAは100、200以外に280や1,000といったセットもあります。ピースの大きさ、数などそれぞれ違うので、子どもに合う方はどちらか、販売店でも実際に見てみると良いかもしれませんね。

KAPLAの積み木の基本的な遊び方

KAPLAの基本的な積み方を3つ紹介します。

初級編:並べて積む

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一番積み上げやすいのは、広い面で積んでいく方法です。図のように並べ、その上に同じように並べて積んでいきます。KAPLA初心者の子どもでも、いつもの積み木遊びと同じような感覚で遊べます。

中級編:横向きに立てて繰り返し積む

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中級編は、KAPLAの長細い面を使って組み立てていく遊び方です。図のように四角を作り、その上に重ねていきましょう。1段上がるごとに45度ずらしていくと、安定感が出ますよ。慣れてきたら、ずらす角度を小さくして、積み上げてみてくださいね。

三角形や五角形を作って作って積み上げていくのもおもしろいですよ。

上級編:柱を立てて積む

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上級編は、KAPLAの最も狭い面を使って積み上げる遊び方です。まず図のように柱を複数本立てたら、その上にKAPLAを寝かせて土台を作ります。繰り返しどんどん積んでいくと、お城のような大きな作品ができるでしょう。不安定な積み方なので、バランス感覚を養うトレーニングにもなります。

初級、中級、上級の積み方を組み合わせると、いろいろな形を作れますよ。

気分は建築家!無限の可能性を秘めた知育積み木

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Dennis Steen / Shutterstock.com

ピースを重ねて、組み合わせていくことで、巨大な作品が作れるKAPLAは、幼児や小学生はもちろん、大人に至るまでさまざまな年齢の人が夢中になれる積み木です。

まずは、200ピースのシンプルな1色のKAPLAを選んで購入してみてください。図形の基礎を身につけながら、建築家気分で子どもと一緒に作品を作れますよ。壮大な作品ができあがったときの達成感も、きっと子どもにはいい体験になるはずです。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター

山葵菜コウ
山葵菜コウ

関西在住の1男1女年子の母。教育や学び、子育てにアンテナがぴーん!大学は初等教育・教育学を専攻。身につけた知識や思想を子育てに活かせるように日々奮闘しています。