赤ちゃんが泣いたときに抱っこしてあやしていると「抱き癖がつくよ」と注意されたことがあるパパママもいるでしょう。そもそも抱き癖とは何でしょうか。抱っこをするメリットや、抱っこが辛いときの対策方法と合わせてご紹介します。
赤ちゃんの抱き癖とは?
抱いてくれる相手がパパでないとダメ、ママでないとダメといったように、人が限定される場合もあります。
抱き癖がつくのは悪いこと?
新生児は自分の感情や要求を言葉で伝えることができません。泣くことは、赤ちゃんが自分の気持ちを伝える唯一の伝達手段。現在ではどんどん抱っこをして赤ちゃんの欲求を満たし、愛情を伝えることが良いとされています。愛情をしっかりと受けて育つことで、しっかりとした自立心が芽生えるでしょう。
なお、赤ちゃんが泣いていても抱っこをせずに放置していると、自分の要求を表に表さない「サイレントベビー」になってしまうという情報も見られますが、これは医学的に根拠が認められたものではありません。
抱っこをしてあげるメリット
まず、抱っこによって親子のスキンシップをすることで、赤ちゃんが安心して眠りにつけること。そして、抱っこを通して子どもが親からの愛情を感じることで、自信をもって成長していけると言われています。
子どもはいつか自然と親の手から離れていくもの。子どもを抱っこできる時期は長いようでも非常に短く、限られています。抱っこは子育ての醍醐味でもあります。親子の絆を深める珠玉の時間を大切にしてください。
抱っこがつらいときの対策方法
・抱っこ紐
腰や腕に負担がかかりにくい抱っこ紐を活用するのもひとつの手。ユニセックスな色やデザインのものを選んでおくと、パパママ兼用で使えるため便利です。
・添い寝
夜中の抱っこ対策には、添い寝が有効です。添い寝をするときは、赤ちゃんにパパママの体が覆いかぶさることがないように注意しましょう。
・祖父母のサポート
義理の父母に育児を手伝ってもらうと気をつかってしまい、遠慮してしまうというというのもよくある話ですが、自分ひとりで対処するのは大変です。育児は体力が資本。無理をせずに、祖父母に助けを求めることも大切です。
抱っこで親子のスキンシップをはかろう
とはいえ、パパママが必要以上にがまんをしたり、無理をしたりする必要はありません。周りの助けを借りながら育児をすすめることが大切です。