2016年09月07日 公開

【白露】朝晩の涼しさと草花の露で始まりを知る

二十四節気のうち、暑さがおさまるとされている処暑の終わりから、昼と夜の長さが同じである秋分までの間、つまり9/7頃~9/21頃が「白露」(はくろ)にあたります。この短い白露でしか感じることのできない自然を、お子さまと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

二十四節気のうち、暑さがおさまるとされている処暑の終わりから、昼と夜の長さが同じである秋分までの間、つまり9/7頃~9/21頃が「白露」(はくろ)にあたります。この短い白露でしか感じることのできない自然を、お子さまと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

涼しさを感じる朝夕には、お子さまの目線で露探し

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「陰気ようやく重なり、露凝って白し」から名付けられたのが白露です。私たち日本人にとっては「白」は雪の色というイメージがありますが、中国の陰陽五行では「白」は秋の色なのだそうです。

白露の時期の七十二候は
・初候「草露白」(くさのつゆしろし)」
・次候「鶺鴒鳴」(せきれいなく)
・末候「玄鳥去」(つばめさる)
に分けられます。

白露の初候は9月7日~11日頃までで、「草露白」(くさのつゆしろし)と呼ばれています。秋の訪れを感じる涼しい朝に、草花に白っぽい朝露がつきはじめる頃です。少し早起きして、お子さまと草花の朝露を探しに行ってみましょう!

鳥が教えてくれる、七十二候を楽しむ白露

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9月12日~15日頃までは次候で「鶺鴒鳴」(せきれいなく)と呼ばれいています。せきれいは日本書紀にも登場する鳥なので、古代の人々と心を重ねることができそうです。そして、そのあと白露の終わりまでが末候で「玄鳥去」(つばめさる)と呼ばれ、つばめが南へ帰ることを意味します。つばめの巣を見つけて春の到来を楽しんでいたお子さまにとっては、ちょっぴり寂しい季節ですね。

移り変わる秋空と美しい草花に、心が動かされるとき

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処暑から数えて15日目頃に仲秋の名月となります。9月15日が十五夜ですが、2016年は17日が満月となります。
お月見と言えば、お団子とすすきがイメージできます。長い穂が揺れるすすきは、お子さまにとっては魅惑の秋の植物ですね。すすき以外にも秋の七草として萩(はぎ)、葛(くず)、なでしこ、おみえなし、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)があることを教えてあげるのはいかがでしょうか。きっと季節と草花の関わりに関心を持ってくれることでしょう。

身体もマナーも育てる秋の食事は、食育に最適

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この時期の脂ののった秋刀魚(さんま)はとてもおいしいのですが、魚料理って子どもにとっては食べづらく、苦手なお子さまも多いのではないでしょうか。お箸の使い方をしっかり身につけて、正しい魚料理の食べ方を教える絶好の機会です。
また、旬の野菜である南瓜(かぼちゃ)には、免疫力を高めるBカロテンや冷え症改善によいビタミンEが豊富に含まれています。
どのような食材がどう体によいのかをお子さまに伝え、お料理を少し手伝ってもらうことで、今まで以上に充実した食事の時間を過ごすことができますよ。

白露を見つける前に知識を蓄えましょう

はじめてふれる日本の二十四節気・七十二候〈3〉秋―菊花開く | 根本 浩, 小林 絵里子 | 本 | Amazon.co.jp (15296)

タイトル:はじめてふれる日本の二十四節気・七十二候〈3〉秋―菊花開く
著者  :文 根本 浩 ,絵 小林 絵里子
出版社 :汐文社

小学校中学年向けの『はじめてふれる日本の二十四節気』には、春夏秋冬の全4巻があります。白露については3巻目の『菊花開く』に書かれています。パパママの解説が必要ですが、白露を日常生活で一緒に見つけるも楽しいですね。

その年の白露を堪能しましょう

白露は年によって開始日、終了日が異なります。昨年とも来年とも異なる気象状況で、今年の白露だけにしか見つけられない生物や空があります。今年の白露をお子さまと五感を研ぎ澄ませて楽しんでみてはいかがでしょうか。

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WRITER

あやめ あやめ