2018年10月14日 公開

ママ友作りにも役立つ!子どもに学ぶ友だちの作り方

いつもニコニコ、おにぎりみたいなふっくらほっぺがトレードマークの娘はお友だちが大好き!保育園のお友だちはもちろん、年上・年下関係なく、すぐに仲良くなれちゃう娘に学んだ、人づきあいの秘訣を紹介します。ママ友作りにもぜひ役立ててみてくださいね。

いつもニコニコ、おにぎりみたいなふっくらほっぺがトレードマークの娘はお友だちが大好き!保育園のお友だちはもちろん、年上・年下関係なく、すぐに仲良くなれちゃう娘に学んだ、人づきあいの秘訣を紹介します。ママ友作りにもぜひ役立ててみてくださいね。

保育園初日からたくさんのお友だちに囲まれた娘

 (116583)

Rawpixel.com / Shutterstock.com
2歳半から保育園に通いはじめた娘。下の子の里帰り出産のため、5月からのスタートとなり、クラスの友だちになじめるか心配していました。ところが、はじめて保育園に行った朝から、おままごとをする女の子たちの輪に自然に入っていった娘。その後も先生いわく「初日とは思えないなじみぶり」で、慣らし保育は1日で終了。友だちをたくさん作って、毎日楽しく通っています。そんな彼女の姿から、我が子ながら思わず感心してしまう、友だち作りの秘訣をまとめてみました。

細かいことは気にしない

保育園の帰り道、「バイバーイ!」と何度もお友だちと手を振り合っていた娘。「あの子、なんていうお名前なの?」と聞いてみると、「知らない!」と笑顔。名前なんて覚えていなくても、まずは笑顔で「好き!」「楽しい!」を表現することが大切です。

とりあえず名前を呼ぶ

「しーちゃん、バイバイ!」「はなちゃん、おはよう!」。お友だちの名前を覚えたら、ことあるごとに名前を呼びます。シャイな人ならわかると思いますが、相手の名前を呼ぶって、実は結構、ハードルが高いもの。でも、勇気を出して呼んでみると、ぐっと親密度が増すのです。私はこのことを、海外にいた頃、外国人が会話の中でやたらと名前を呼ぶことから学びました。すぐに取り入れられる友だち作りのヒントとしてもおすすめですが、娘はこれを2歳で自然にやってのけます。

ママ友なら、「~ちゃんママ」より、「~さん」と姓や名前で呼んだほうが、一歩踏み出せるかもしれません。

相手の気持ちに全力で答える

近所の男の子がぶつかってきて、「ごめんね…」と言われ、「どういたしまして!」と元気よく答えた娘。うん、ちょっと間違っているけど、男の子が笑顔になったから正解!たとえ間違っていても、相手の気持ちと同じか、それ以上の気持ちで答えることが重要です。ちなみに、娘は友だちと遊んでいて、他の友だちに呼ばれるなどしてその場を離れるとき、「ちょっと待っててね、またくるからね」という声かけも忘れません。

約束はおざなりにしない

ある夜、「明日、しーちゃん、はーちゃんちに泊まるって!」と言い出した娘。まだ保育園に通いはじめた頃で、「え、しーちゃんって誰?泊まるの?」と慌てた私は、子どもの言うことだからと「また今度ね」とはぐらかしました。ところが数カ月後、「しーちゃんのお泊り、まだ?」と聞いてきた娘。娘には社交辞令なんて文字はないのです。お泊りはまだだけど、タコパくらいから実行するから待っていてね!

いじわるされても根にもたない

4歳年中の兄がお友だちの家に行くとき、一緒に行くことも多い娘。4歳くらいって、悪気はなくてもなぜか「年中の人だけよ!」と、小さい子に厳しいこともあるんですよね。それをかなり何度も言われ、見ているこっちがちょっとかわいそうに思っても、「ダメなんだって」と受け流し、ひとりで遊ぶ娘。その後、いつの間にかいじわるを言った子とも一緒に仲良く遊んでいました。

ちょっとした行き違いも、気にしないことでお友だちになれるチャンスが増えるようですね。

話題がなくてもスルーしない

外でお友だちに会うと、「~ちゃん!」と名前を呼んで駆け寄り、ただニコニコしている娘。そう、友だち作りの最大の敵は「無関心」。娘はたとえ話題がなくても、相手に関心があることをしっかりアピールしています。大人が顔見知りだけど特に話すことのないママさんに、軽く挨拶だけしてスルーしているのとは違うな…と反省。

友だちは宝物

保育園の夏祭りでお友だちと撮った写真は、娘の宝物。「これはじゅんぺいくん、これはななちゃん」と何度も言いながらニコニコしています。そうだよね、お友だちがいたらうれしいよね。人との出会いが当たり前ではないことを、改めて教えてくれます。

ママ友作りに悩む人へ

 (116584)

HTeam / Shutterstock.com
そんな娘が、保育園ではじめて泣いたのは入園の3カ月後。椅子取りゲームで椅子が取れなくて、悔し泣きをしたそうです。保育園ではじめて「イヤ」を言ったのもその頃でした。2歳のイヤイヤ期まっさかりで、家ではよく泣き、よく笑う娘。平気そうに見えて、保育園ではすごくがんばっているのだな、といじらしく思いました。

親の私は、結婚を機に東京から広島に移住し、何のつながりもなく、仕事の立場もない中で、ときには10も歳の違うママたちとおつきあいするのが億劫に思うこともありました。でも、娘のように一見、フレンドリーな人でも、人づきあいでは何かしら努力しているものです。

私の場合、ママ友づきあいでは、親の評価がそのまま子どもに当てはめられてしまう気がして、いろんなことを気にしすぎていました。でも、家事も育児も完璧で、何一つ悩みがない人なんて、そうはいません。肩肘張らずに、素の自分で出会いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

友だち作りが苦手なのもひとつの個性

 (116585)

katielittle / Shutterstock.com
一方で、長男は人づきあいに関して娘よりずっと不器用です。外で幼稚園の同じクラスの子を見かけても声もかけないし、なかなか特定の友だちもできなくて、ちょっと心配していました。でも、そんな長男も年中になり、少しずつお友だちができています。

子どもだからといって、誰でも最初から友だち作りが上手なわけではありません。いろんな子がいて当然と、ゆったりした気持ちで見守ってあげたいですね。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター