2021年02月02日 公開

【注目!】麻雀が子供の習い事として人気の理由とその効果を解説

子供の習い事で「麻雀(マージャン)」が注目されているのをご存知ですか?集中力や思考力、忍耐力や社交性がアップするというメリットもあり、子供向け麻雀教室「ニューロン」には5歳の園児も通っているそうです。女子高生の雀士が主人公の漫画「咲-Saki-」のヒットも手伝って、女の子にも人気の麻雀。その秘密と知育に役立ちそうなメリットを解明します!

子供麻雀教室
子供の習い事で「麻雀(マージャン)」が注目されているのをご存知ですか?集中力や思考力、忍耐力や社交性がアップするというメリットもあり、子供向け麻雀教室「ニューロン」には5歳の園児も通っているそうです。女子高生の雀士が主人公の漫画「咲-Saki-」のヒットも手伝って、女の子にも人気の麻雀。その秘密と知育に役立ちそうなメリットを解明します!

麻雀で伸びる力とは?麻雀の3つのメリットを解説

子供麻雀教室が人気だと聞いたときにはとても驚いたことを覚えています。しかし調べてみると麻雀が子どもの成長に効果があることに心が動き「これはいいかも!」と思うほどに変化しました。

まず子供麻雀教室を開催している「ニューロン」のパンフレットには、その趣旨として4つの力が掲げられています。

決断力 自分の意志で速やかに決める・結果を受け入れる
分析力 状況を的確に分析する・相手の戦略を推測する
忍耐力 自分の思い通りにならない現実を受け止める
礼儀作法 相手への配慮は不可欠・身勝手は通用しない

 

個人的にはどれもが子どもの頃に身につけて欲しい生きる力だと思いました。同時に「これならあえて麻雀でなくてもいいのでは?」とも思ってしまいます。

それでは麻雀だからこそ身につくメリットを3つにわけて解説します。

1. 集中力

麻雀は囲碁や将棋と違って、じっくり考えるというよりテンポよく進めることが大事です。また、原則4人でゲームをするので、同時に3人の対戦相手の動向をうかがう必要があります。ゲームが終わると「清算」といって、ルールに沿い、手持ちの牌(パイ)の点数をカウントします。そのため牌の点数を記憶して暗算したり、常に考えをめぐらせているので、他のゲームよりも集中力が養われるそうです。

2. 思考力・洞察力

諏訪東京理科大教授(脳神経科学)の篠原菊紀さんによると、麻雀をしているときに活動が高まる脳の部位と、文章読解をするときの脳の部位が同じだそうです。麻雀は相手の捨てた牌を見て瞬時に情報を整理し、その表情から次の手を読み取るなど、相手の気持ちや状況を想像することが鍛えられます。この作業が国語の読解をする時と同じ力という理由で、思考力や洞察力が求められる国語の成績があがった子どもが多いと推測されています。

3. 社交性・コミュニケーション能力

麻雀は運も強く影響するゲームだと言われています。そのため、理不尽なことにも出くわすし、勝負としては悔しい思いもします。対戦相手を敬い上から目線で批判をしない、愚痴ったりふてくされたり言い訳をしないといった徹底したマナーやルールの下でゲームを重ねるうちに、相手との距離感を学ぶことができるそうです。また、子供教室は4-5歳から17歳までが参加するため、幅広い年代と麻雀を通じて会話もできるようになります。麻雀という共通の趣味があれば、年配の方とも会話できる点は高く評価したいですね。

麻雀は子どもでもできるの?

麻雀はパズル・確率・心理戦といった様々な要素を盛り込んだ“頭脳スポーツ”です。麻雀の起源は中国で、漢字や記号が書かれた34種136枚のマージャンパイ(牌)を使います。原則4人でするゲームで、最初に各自13枚の牌をもらい、順番に1枚ずつ取り換え、最初に絵柄が揃った人が勝ち(あがり)です。絵柄の揃え方は何通りもあり、その難しさで点数が変わってきます。

趣味として楽しむ麻雀は、情操教育の機会としても優れているので、子どもにやらせたいと思うママパパが増えています。しかし麻雀は大人の遊びというイメージが強いし、やったことがない人からすると難しそうです。本当に子どもでもできるのでしょうか?

【まずは家庭から】麻雀を始める時期

ではゲームとしての麻雀は、いつからできるのでしょうか?麻雀教室に通っている子どものおじいさんで、お孫さんが2歳のときから教えていたという人がいました。数字に馴染ませたいと思って、麻雀に必要な知識まではいかずとも、牌を触らせて遊んでいたそうです。

このように小さなころからママパパやおじいちゃんおばあちゃんから教わっていたという子どもも多く、最近では麻雀は世代を問わず家で楽しめるテーブルゲームとして浸透しています。これには理由があって、認知症予防や老後のコミュニケーションツールとして高齢者で麻雀をする人が増えているからです。

知人の家庭では、お子さんが3~4歳のときからおばあちゃんが麻雀を教えていたそうです。また麻雀に似たゲームを子ども向けにした「ドンジャラ」は、対象年齢を6歳からとしています。ルールも麻雀とは少し違うようですが、なじみのあるキャラクターの商品も多く、子ども向けにアレンジされているので、まずはドンジャラで練習するのもいいかも知れません。

■人気のキャラクターのドンジャラなら子どもも夢中になるかも!

麻雀教室デビューの条件

それでは子どもが習い事として麻雀をする場合、教室デビューするタイミングはどう判断すればいいのでしょうか。調べた限り、最年少では5歳の子どもが参加していました。まずゲーム中は長く座っていることが必要になります。そのため最低60分は飽きずに座っていられることが第一の条件になります。それからニューロンでは子どもだけで参加をします。そのためひとりで参加ができることも条件です。おそらくゲームに集中するので、これは麻雀好きな子どもならクリアできそうですね。

女の子でも大丈夫?

昔を知る世代としては、麻雀に抵抗がある人もいるのではないでしょうか。しかし最近では女の子の生徒がとても増えているそうです。これは女子高生の雀士が主人公の漫画「咲-Saki-」の影響やプロ麻雀士にも女性が多くいて、憧れから始める子どもも多いからです。実際、小学生の女の子だけで卓を囲んでいる様子も見られ、女子会のような楽しそうな空間でした。場所もいわゆる雀荘ではなく、商業施設内のカルチャー施設などにあるため安心です。

麻雀を習うのにかかる費用と参加方法

それでは実際に麻雀教室の詳しい内容を紹介します。子ども向けの麻雀教室で有名なのが、健全な麻雀文化の普及を目指している「ニューロン」です。子供専用講座があるのは東京の大井町と大阪の2校です。東京近郊には他にも何校か子どもが参加できる講座もあり、経験者の場合はレベルに合わせて一般のクラスに参加できるそうなので、問い合わせてみてください。

「ニューロン」子供専用講座

受講費 1日 500円~1,000円(校舎により変動)
レッスンスケジュール 第1、第3日曜日 1日4回 各60分(大井町校)

 

料金は1日の値段なので、午前・午後と各2レッスンずつ参加する人が多いようです。大阪校は予約優先の入れ替え制、大井町校は予約不要で当日に並んだ順で受講ができます。人気の教室なので満席になることも多く、当日は少し早めの時間から並び始めるそうですよ。月に2回ですが他にもお稽古をしていると、このくらいのペースが負担にならずありがたいですね。入会金など初期費用不要なのも、気軽にお試しができて安心だと思いました。

麻雀初心者でも大丈夫?

子供麻雀教室には未経験者から参加ができ、専属講師による指導や講義があるので初心者でも全く問題ないです。レッスン中は麻雀スクールの講師やボランティアスタッフがついて教えてくれます。ちなみにニューロンでは東大の麻雀サークルが協力先になっているのも人気の一つです。

もし早く教室デビューをさせたいと思ったら、初歩的な知識があるとスムーズに参加できるので、まずはルールを覚えたり、スマホアプリの麻雀ゲームなどで慣れておくと早くお友達と対戦できるようになり楽しそうだと思いました。公式テキストも1,000円で購入可能です。

麻雀を習っている子どもにはこんな変化が!

それでは、実際に麻雀教室に通っている子どもたちにどのような変化がみられたのでしょうか。

  • 点数を清算(計算)することで算数(暗算)が得意になった
  • 国語の成績が上がった(読解力・漢字など)
  • 学校以外の居場所ができて社交性も身につき活発になった
  • 負けてもそれをバネにして成長につなげようと思えた
  • 「Mリーグに出たい」という将来の目標ができた

成績などが伸びる力も大切ですが、学校以外に麻雀という居場があることで、参加している子どもたちがいきいきと楽しそうにしいることが印象的でした。麻雀は心の成長にもいい影響があるんだなと感じました。

TOKYO MX「子どもの未来」より

【まとめ】麻雀で心身ともに鍛えられる

いかがでしたか?麻雀に対する見方が変わって、子供麻雀教室を新しいお稽古のひとつに加えたくなった方もいるのではないでしょうか。麻雀を通じて大人や先輩との交流ができると人生勉強にもなり、子どもの世界が広がるので、そこも魅力に感じました。“脳のスポーツ”といわれるだけあり精神力も養われ、礼儀作法も身につく、しかも他のお稽古事よりリーズナブルなのでメリットばかりでした。

2018年には「Mリーグ」という、競技麻雀のチーム対抗戦のナショナルプロリーグが発足して盛り上がっています。またプロの麻雀士には女性の雀士も多く、東京大学や京都大学出身者など高学歴な選手もたくさんいるのも注目すべき点です。脳科学的にもいいと解明されている麻雀、これはちょっと期待が持てそうです。麻雀を知育という視点でもチェックしてみてください。

 

■紹介商品

■参考資料

「知ってる?ゲーム⑤マージャン 小学生にも」(毎日小学生新聞 2017年8月25日)

子ども向け麻雀教室…「教育効果」あり、マナーや集中力も向上 : yomiDr./ヨミドクター(読売新聞) (yomiuri.co.jp)

子供麻雀教室 : ニューロン (npo-neuron.com)

 

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう

3分でわかる知育マガジン「Chiik!」

WRITER

RINAKO RINAKO 東京都在住、マイペースな4歳児のせっかちな母。子育てのベースはモンテッソーリ教育。伝統文化を大切にしながらも、効率よく子育てするのが目標。子連れで行ける遊び場所にも詳しく、子どもの習い事の半分は自分の好奇心というゆるい子育てを採用中。