2016年12月15日 公開

これでもう叱らずに済む!アドラー式育児の参考書 4選

「叱らない育児」として知られるアドラー式育児とは、アルフレッド・アドラーという心理学者の理論を育児に応用したものです。叱らずに、褒めずに、そして勇気づけて育てるメリットは?その方法をわかりやすく解説してくれる、アドラー式育児の本をご紹介します。

「叱らない育児」として知られるアドラー式育児とは、アルフレッド・アドラーという心理学者の理論を育児に応用したものです。叱らずに、褒めずに、そして勇気づけて育てるメリットは?その方法をわかりやすく解説してくれる、アドラー式育児の本をご紹介します。

図解でわかりやすいアドラー式育児の書籍

 (28963)

図でわかる 親と子のアドラー心理学 |, 岩井 俊憲 | 本 | Amazon.co.jp (28964)

タイトル:図でわかる 親と子のアドラー心理学
著者  :岩井俊憲
出版社 :キノブックス

心理学に基づいたアドラーの理論は、ともすれば非常に専門的になってしまい、理解しようとするととても時間がかかってしまいます。そこで便利なのが岩井俊憲による、『図でわかる 親と子のアドラー心理学』です。
忙しい母親にとって、すべきこと・してはいけないことを分かりやすく図解で説明してあり、アドラー式育児のエッセンスを簡単に吸収できるように考えられています。宿題をしなかったり、兄弟げんかが多かったり、いろいろと育児で起きる困ったことをチャンスに変えて、より子どものことが理解できるようになる本です。

アドラー式の言葉かけを具体例で学べる書籍

子どもが伸びる!自信とやる気が育つ! アドラー式「言葉かけ」練習帳 | 原田 綾子 |本 | 通販 | Amazon (28967)

タイトル:子どもが伸びる!自信とやる気が育つ! アドラー式「言葉かけ」練習帳
著者  :原田綾子
出版社 :日本能率協会マネジメントセンター

アドラー式育児を実践するにあたって立ちはだかる壁が、言葉の使い方です。
これまで叱ったり褒めたりしていたのをやめようとすると、どういった言葉を代わりに使えばいいのかすぐには出てきません。
そこで役立つのが原田綾子著、『子どもが伸びる!自信とやる気が育つ! アドラー式「言葉かけ」練習帳』です。
具体的な例を交えて、どのようなシチュエーションにおいて、どのような勇気づけのことば使えばいいか、そして何よりついつい口をついて出てしまう文句をどう言い換えればいいかを、ビフォーアフター形式で見ることができます。

アドラー式育児を、マンガで抵抗なく読めて学べる書籍

マンガでよくわかるアドラー流子育て : 宮本 秀明, 岩井 俊憲 : 本 : Amazon (28970)

タイトル:マンガでよくわかる アドラー流子育て
著者  :宮本秀明(著)/岩井俊憲(監修)
出版社 :かんき出版

前述した『図でわかる 親と子のアドラー心理学』と同様に、わかりやすく、しかも楽しくアドラー式育児を勉強することができるのが宮本秀明著、『マンガでよくわかる アドラー流子育て』。
著者の宮本秀明氏と氏が所属する会社では、アドラー心理学が日本において脚光を浴びはじめる以前の1980年代からアドラー式育児の普及に邁進してきました。
彼らの長年にわたる活動と見識をベースに、アドラー式育児をわかりやすく凝縮したのが本書です。子育てするにあたって避けられない悩みに、楽しく取り組めるような配慮がなされています。

アドラー式育児がママ視点で書かれていている書籍

ほめるより子どもが伸びる 勇気づけの子育て (マイナビ文庫) : 原田 綾子 : 本 : Amazon (28973)

タイトル:マイナビ文庫 ほめるより子どもが伸びる 勇気づけの子育て
著者  :原田綾子
出版社 :マイナビ出版

前述した『子どもが伸びる!自信とやる気が育つ! アドラー式「言葉かけ」練習帳』の著者でもある原田綾子氏は、元小学校教師で現在は子育て講座の講師も務めている現役の2児のママです。
そんな母親の視点から、改めてアドラー式育児を通して世のママたちの手助けにならんとされたのが本書です。
ただ子どもたちとどのように接すればいいかだけではなく、経験してきた方だからこそわかるママたちの悩みをすくい上げるような内容で、「立派な」ではなく、「しあわせな」ママになるための手引きとして携えておきたい一冊です。

子どもを勇気づけるための数々の手引き

環境がとめどなく移り変わる時間の中で、子どもの育て方も時流を反映してどんどん変化していきます。その中でアドラー式育児は現時点における最新の育て方かもしれません。
しかし自分が受けてきた育児とは大きく違うことに戸惑いを隠せないママも多々いらっしゃるでしょう。そんな方たちが少しでも気楽に子育てに励めるように、これらの本の力を借りてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター