2017年07月30日 公開

0〜2歳の乳幼児連れ海外旅行!ホテルの選び方と持ち物リスト

「乳幼児を連れての海外旅行はハードルがかなり高い……」けど、「航空券がかからないうちに!」とか「まとまった休みが取れる産休中、航空代が安い時期を狙って海外旅行に行きたい!」とお考えの方も多いのではないでしょうか?そこで、乳幼児とより快適に、より楽しく海外旅行に行くためのポイントを紹介します!

「乳幼児を連れての海外旅行はハードルがかなり高い……」けど、「航空券がかからないうちに!」とか「まとまった休みが取れる産休中、航空代が安い時期を狙って海外旅行に行きたい!」とお考えの方も多いのではないでしょうか?そこで、乳幼児とより快適に、より楽しく海外旅行に行くためのポイントを紹介します!

一番大切なのは「大丈夫」という親の心構え

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Odda Images / shutterstock.com
小さな乳幼児を連れての旅行は、いつもの慣れた環境と違い、不安を感じるパパママも多いと思います。国内なら言葉も通じますが、海外となるとそこは言葉や文化、習慣が全く異なる異空間、不安になるのは当たり前だと思います。

しかし、こう考えてみるのはいかがでしょう。

異国の地でも、そこで生活し。子どもを育てている人はたくさんいます。ということは、「何が起きてもそれに対処できないことはない」のです。もちろん現地でのコミュニケーションは必要となりますが、最終的には【人と人のコミュニケーション】なのでなんとかなるものです。

また、大人の言葉がはっきりと解らない乳幼児は、周りの環境や親の表情などを察知し、読み取ることができる優れた能力を持っていますよね。ですので、一番大切なのはいつも親が「大丈夫」「なんとかなる」という精神で旅行を楽しく過ごすこと。

そうすることで、赤ちゃんは安心できるものです。

いざ海外旅行!まずは何にこだわる?

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Hadrian / Shutterstock.com
乳幼児を連れての旅行で重要になるのは、宿泊施設だと思います。大人のみの旅行と違って、「ただ寝れるだけでよい」という考えを持っている方はあまりいないはず。

そこで、元ホテル勤務・現在フランス在住の筆者の目線で宿泊施設を選ぶ際のポイントをお伝えします。

宿泊施設の選び方・ポイント

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Monkey Business Images / Shutterstock.com

1:立地【中心部に近い便利なところを選ぶ】

まずは「立地」。これは海外旅行中に何をするかにもよりますが、中心部に近いところ(徒歩圏内で観光できるところ)に宿泊施設を選ぶことが、大変有効だと思います。

というのも、例えばですが、筆者の住んでいるフランスは、日本と違い公共のトイレが少なく、あったとしても衛生的とはいえません。また赤ちゃんのオムツ替えスペースや授乳スペースも、有名デパートでさえない、もしくはひとつしかないことが多いです。

そういう状況ではなかったとしても、すぐに戻れるホテルがあるととても便利ですし、買ったお土産なども置いて出かけられるので楽チンですよね。

2:ホテル内で使えるものを確認【部屋の設備・貸出し品が充実したホテルを選ぶ】

2つ目は「各部屋の設備品・貸出し品」の確認です。

日本のホテルはベビーベッドやベッドガードを用意して貸出してくれるところもありますが、海外のホテルでは用意がないことも多いと思います。バスルームも浴槽がなく、シャワーだけのところも多くあります。そのあたりも含めて、部屋で使えるものや、施設の貸し出し品の欄を事前に確認しておきましょう。

また、「子どもの離乳食を温めたいな」と思ったり、「買ってきたフルーツなどを食べたいな」と思ったとき、部屋に電子レンジが備え付けになっていて、自由に使うことができるととても便利です。

3:【ランドリーサービスの有無】を確認!

3つ目に確認しておきたいことは、「ランドリーサービスの有無」。

もちろん洗濯物を出すため。子どもは食べ物をこぼしたり、夏場であれば汗をすごくかくので着替えが多く要りますよね。

旅行中は持って行く荷物もできれば減らしたいでしょうから、ランドリーサービスがあるか、乾燥機付きコインランドリーがホテル内にあるととても便利です。

外泊の際、あると便利な持ち物

実際に筆者も使っている、海外旅行や外泊、子連れの外出の際に便利な持ち物を3つ紹介します。

1:空気で膨らむベビーバス

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まずは、浴槽がないバスルームでも一人でお風呂に入れることができるベビーバス・バスチェア。
お子さまの成長具合に合わせてどちらかを持ってくと、バスタイムだけでなくお部屋でも使えます。空気で膨らますタイプなら、持ち運びも便利です。

ちなみに、バスタブのないわが家では、家でも毎日使っています。

2:折りたたみ式ベビーガード

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次は、折りたたみ式の持ち運べるベッドガードです。海外旅行となるとベッドのホテルがほとんどでしょうが、貸し出しがないホテルも少なくありません。

この折りたたみ式ベッドガードがあれば、どのホテルを選んでもベッドガードの心配はいりません。

3:チェア・ベルト

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最後は……、背もたれがある椅子ならベビーチェアに早変わり!のチェア・ベルト。

椅子に取り付けたり、自分の腰に固定することもできるので、一人おすわりを快適にサポートしてくれます。これがあれば、部屋でもレストランでも子ども用の椅子がない場合も安心ですね。

布なので、折りたたんでバッグの中に入れてお出かけでき、ひとつあるととても便利です。

子どもと新しい体験を楽しもう

赤ちゃん連れの海外旅行となると「ちょっとハードルが高いかな」と思うかもしれませんが、いくつかのポイントを押さえるだけでかなり不安が解消されるはず。

宿泊施設はできるだけ自宅と変わらない環境を選び、ストレスなく過ごせるようにする、といった工夫で、パパママだけでなく赤ちゃんも快適に過ごすことができますよ。

また、せっかくみんなで海外に行けるチャンスですので、ぜひいろいろな体験をして子どもにも小さな頃から日本以外の人・物に触れる環境をつくってあげてください。これからグローバルな世界で生きて行く子どもたちにとって、とてもよいスタートにもなるのではないでしょうか。

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター