2017年01月01日 公開

凧を作ってあげてみよう!簡単にできる凧の作り方とあげ方のコツ

お正月の代表的な遊びの一つ「凧あげ」。河川敷や大きな公園で凧があがっているのを見かけます。今回は小さなお子さまでも簡単に作ることができる凧の作り方と、あげ方のコツをご紹介します。簡単に手作りできる凧で凧あげをしてみませんか?

お正月の代表的な遊びの一つ「凧あげ」。河川敷や大きな公園で凧があがっているのを見かけます。今回は小さなお子さまでも簡単に作ることができる凧の作り方と、あげ方のコツをご紹介します。簡単に手作りできる凧で凧あげをしてみませんか?

そもそも「凧あげ」ってなんでお正月にするの?

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「凧あげ」といえば、お正月に河川敷などでやっている人を見ることがありますよね。
なぜお正月に凧をあげるのでしょう?
実はお正月に凧をあげるようになったのは江戸時代からとされています。大人から子どもまでたくさんの人が楽しんでいたそうです。
凧をあげる意味としては、年のはじめに両親が男の子の出生を祝い、成長を祈る儀式としてあげられていました。また、子ども自身にとっても、凧に願いごとを乗せて空高く天まで届けるという意味もあります。

お家にあるもので、簡単に凧を作ろう!

簡単レジ袋の凧

笑顔の天使@情報局 (35154)

笑顔の天使@情報局
小さなお子さまでも比較的簡単にあげることができる凧の作り方をご紹介します。

【準備物】
・スーパーのビニール袋(持ち手のついているもの) 1枚
・タコ糸(ビニールひもでもOK) 適量
・はさみ
・飾付用の道具(マジック、シール、折り紙、テープなど)

作り方はタコ糸をビニール袋の両方の取っ手に結びます。あとは外にでて風を受けて膨らむよう、タコ糸をもって走るだけ!お子さまに好きな絵をビニール袋に描いてもらってもいいですね。

ちょっと本格的に凧を作ってみよう!

画用紙凧

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画用紙を使ってちょっと本格的な凧を作ってみましょう!

「画用紙凧」
【準備物】
・八つ切り画用紙 1枚
・紙 1枚
・たこ糸
・はさみ
・鉛筆
・セロハンテープ

作り方は、まず画用紙を半分に折ります。折り目の上から10cmぐらいのところに、鉛筆で穴をあけます。表からたこ糸を通して裏で結び目を作ります。結び目はセロハンテープでとめましょう。
最後に紙を細長く切って、画用紙の下につけたら完成です!

遊び方ははじめに3mくらいたこ糸を出して凧を風に乗せるために走ります。凧があがってきたらどんどん糸をのばすとどんどん高くあげることができます。

参考文献
1)木村裕一,『手作りおもちゃのかがく館 とばしてあそぶ09』,ほるぷ出版,1995年,pp.30-31
2)前掲書1),pp.22-23
3)前掲書1),p.25

コピー用紙で作る手作り凧

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笑顔の天使@情報局
「簡単レジ袋の凧」でご協力いただいた「笑顔の天使@情報局」様から「コピー用紙で作る手作り凧」もご紹介いただきました。こちらもシンプルで作る過程も楽しめる内容になっていますので、ぜひご覧ください。

凧をあげるコツと、楽しむための注意点

kakisky (35151)

kakisky
凧を上手にあげるコツとしては、まず天気を見てみましょう!凧をあげるには風が必要です。晴れていて少し風のある日がいいでしょう。
そして1人で走ってあげるよりも、2人でやったほうが上手くいきます。
1人は両手で凧を水平に持って支えておきます。立つ位置は風下を意識してください。
もう1人は糸を持って、2人で一緒に走りましょう。凧が風に乗るタイミングを見て、支えていた人が上に押し上げるように凧を離してください。
あとは糸を持っている人が走りながら糸を伸ばしていきます。

凧あげをする際注意したいことは、やはり広い場所で行うことが大切です。
近くに電柱などがなく、引っかかってしまう心配がない河川敷で行うことがおすすめ。車が通らないので事故に合う心配もありません。
河川敷が近くにない場合は、広い公園や近隣の小中学校の校庭で行っても大丈夫です。
ただし、公園や小中学校によっては凧あげを禁止している公園や、立ち入りを禁止している学校もありますので事前によく確認しておきましょう。

お正月には親子で凧あげを楽しもう!

日本の伝統遊びである凧あげ。お家で簡単に凧を作ることができ、親子一緒に行うことによってコミュニケーションもとることができます。
行う場所などルールを守って、空高く願いが届くように親子で凧あげを楽しみましょう!

\ 手軽な親子のふれあい時間を提案中 /

この記事のライター