2016年12月21日 公開

子どもたちに伝えたい!お正月にまつわることわざ 4選

「ことわざ」とは先人が残してくれた大切な言葉。短い文章の中に教訓や知識などが詰まった、日本人なら覚えておきたい言葉ですよね。そこで、今回は子どもたちに伝えたい、お正月にまつわる「ことわざ」をご紹介していきます。

「ことわざ」とは先人が残してくれた大切な言葉。短い文章の中に教訓や知識などが詰まった、日本人なら覚えておきたい言葉ですよね。そこで、今回は子どもたちに伝えたい、お正月にまつわる「ことわざ」をご紹介していきます。

間違って覚えている人が多い「一年の計は元旦にあり」

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「一年の計は元旦にあり」というお正月によく耳にすることわざ。「年のはじめに起きたことが今年一年に影響する」ということだと思っていませんか?実は意味を間違って覚えている人が多いことわざです。
本来は「計画や目標は1年の最初の日である元日に立てるべき」ということであり、早いうちにしっかりと計画を立てることが大切という意味なのです。
また実は「一年の計は元旦にあり」という文章には前段があります。正確には「一日の計は朝にあり、一年の計は元旦にあり」というような一文です。そこまで教える必要はないかもしれませんが、ぜひパパママには知っておいてほしいですね。

とっても縁起がよい「一富士二鷹三茄子」とは

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お正月の初夢に見ると縁起のよい「一富士二鷹三茄子」ということわざ。
ひとつひとつに縁起のよい意味があり、例えば「富士山」であれば日本一の山であり徳川家康公の地元という理由。「鷹」は強く賢い鳥で「高い」という言葉にかかっていて縁起がよいと考えられています。「茄子」は「成す」にかかっていて徳川家康公の大好物。
そんな縁起のよい言葉が並ぶことわざですが、お子さまが簡単に覚えられるオススメの方法があります。それは実際にその絵を描くこと。一枚の画用紙に「一富士二鷹三茄子」を描いて、言葉と一緒に楽しく覚えましょう。

誰でも幸せな気持ちになれる「笑う門には福来る」

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お正月はもちろんのこと、いつでも心に刻んでおきたい「笑う門には福来る」ということわざ。
いつも明るくニコニコと笑っている人には、自然と幸福が訪れるという意味ですよね。このことわざは子どもたちはもちろんのこと、大人も大切にしたい先人からの教訓ではないでしょうか。
笑うことは健康にも良いと言われています。またストレス発散にも効果的。
そこでまずは子どもたちに教える前に、パパママが常にニコニコとしていることが大切です。そして「なんでニコニコしているの?」と子どもから聞かれたら、「笑う門には福来る」ということわざを教えてあげましょうね。

ちょっと難しいけど伝えたい「搗いた餅より心持ち」

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最後にちょっと難しいけど、子どもたちに伝えたいことわざをご紹介します。
それは「搗いた餅より心持ち」という言葉で、「ついたもちよりこころもち」と読みます。
流れのある言葉で子どもでも覚えやすいですよね。
その意味は人にお餅をごちそうしてもらうことはありがたいですが、それ以上に心づくしがありがたいということ。モノよりも人の気持ちがありがたいという、日本の美しい心をあらわしています。
語呂がよく覚えやすいので最初は言葉だけで構いません。そしてゆっくりと時間をかけて意味を伝えましょう。またプレゼントをもらった場合に、「ありがとう」という言葉と一緒に理解させるのもオススメですよ。

子どもだけでなく大人も大切にしたい「ことわざ」

子どもたちに伝えたい、お正月にまつわることわざをご紹介しました。どれも先人からの知恵が詰まった素晴らしいことわざでした。大人であるパパとママも大切にしたい言葉なので、ぜひこの機会にお子さまと一緒に覚えましょうね。

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この記事のライター