2017年6月7日 公開

叱らずに聞くことが大事!子育てにも役立つコーチングとは?

子どもの言動にイライラしたり、カッとなったり、つい感情的に怒ってしまうことってありますよね。書籍「叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング」には、親が冷静になれ、子どもが素直になれる親子コミュニケーションのヒントがたくさん。そのポイントを紹介します。

コーチングの手法を子育てに使うと上手くいく

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タイトル:叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング
監修  :和久田 ミカ
出版社 : 株式会社KADOKAWA
コーチングとは、相手をコントロールしようとせず、相手に寄り添って話を聞き、受け止め、相手から答えを引き出しながら、最終的にはコーチがいなくても走っていけるように導くコミュニケーション方法です。

そんなコーチングを子育ての中で取り入れることを勧めているのが、今回紹介する和久田ミカさんの「叱るより聞くでうまくいく 子どもの心のコーチング」です。著者は本書にて「子育ては「聞く」が9割で上手くいく」と言っています。「聞く」ことはコーチングの重要なスキルの一つ。これを子育てに応用するのです。

「怒るのは子どもへの甘え」にドキッ!

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Toey Toey / Shutterstock.com
本書の中に、「わが子を怒るのは、実は子どもの懐の深さに甘えているから」というフレーズがあります。「わが子は、ママが怒っても、何をしても大好きでいてくれる、無条件の愛で包んでくれる」という一節に、思わず涙が出そうになりました。

親の方が無条件の愛を与えているように思いがちですが、確かに、一緒に過ごす時間が少なかろうが、ガミガミ言おうが、ひたすら許して愛してくれるのは、子どものほう。

そう考えると怒りが長引かず、「怒ったママを受け止めてくれてありがとう」という気持ちで子どもに接することができるのではないでしょうか。

子育て「あるある」と思う事例が豊富

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Bernad / Shutterstock.com
「何度叱っても同じことをする」「叱るとヘラヘラ笑う」「子どもがウソをつく」……こういうこと、心当たりありませんか?こんなよくあるママの悩み20個以上に、著者が答えています。

子どもがこういう態度をとるには理由があること、成長するにつれて理由も変わっていくことが書いてあり、なるほどと納得。これを読んで、筆者もカーッとなって思いきり怒ったのは逆効果だったな、と反省しました。

2歳児に「共感」と「提案」を試してみた結果

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arfa adam / Shutterstock.com
筆者の息子は満2歳。イヤイヤ期真っ盛りです。果物を欲しがってわめくことが多いので、さっそく「共感」と「提案」のテクを使ってみました。

息子:「バナナー!」
筆者:「バナナが欲しいのね。」(ダメと言う前に、思いを受け止める)
息子:すぐにもらえないので、泣く。
筆者:「ご飯の後で食べようか?」(しなさい!ではなく、提案型にする)
息子:なかなかもらえないので、さらに泣く。

と、初心者テクでは2歳児を落ち着かせることはできず、互いに妥協できたナッツをあげることで収拾がついたのですが、変化があったのは筆者の方。今までは「もういっぱい食べたでしょ!」と最初からイライラモードだったのが、共感することにより、一呼吸置けるようになり、声も穏やかになりました。

自分の気持ちを言える年齢になると、「話を聞いてくれた」という満足感があるので、子どもの変化を感じやすいのではないかと思います。

育児にコーチングを取り入れて親子でハッピーに!

本書は、親子のコミュニケーションをOK例とNG例に分けて4コマ漫画で分かりやすく紹介しており、忙しいママでもサラリと読める1冊です。全部やってみよう!と頑張る必要はないので、特に共感した1例だけでも、さっそく実行してみてはいかがでしょうか?お子さまがどんな反応をするか楽しみですね。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

えとうみほ えとうみほ  国際結婚で台湾在住、3歳と1歳の男の子2人の母。マザーズコーチングスクール認定ティーチャー、トラストコーチングスクール(TCS)認定コーチとして活動中。 緩いナチュラルライフを送っています。