2017年7月9日 公開

関東で酪農体験!子ども食育プログラムに参加しました

都心にある農園スクール「元麻布農園」の新企画、自然体験プログラムをご存知ですか?農業や酪農など生産者の元を訪れ、実際に見て触れて、話を聞き、味わうという貴重な体験が目白押し!いったいどのようなプログラムなのか、千葉にある牧場での体験をベースにレポートします!

「元麻布農園」が提案する自然体験プログラムとは

野菜を育てて収穫するという環境が乏しい都心にあって、本物の畑で、プロの生産者さんの指導のもと野菜作りを学べる、という貴重な場を提供しているのが「元麻布農園」です。主催する農園スクールは、どのコースも非常に人気が高く、すぐに満席になってしまうほど。

そんな元麻布農園が、2017年4月よりスタートさせた新たな試み。それが、自然体験プログラムです。都心を離れて自然豊かな場所へ親子で出かけて、リアルな体験として農業や酪農、アウトドアを満喫しようという内容です。

農園スクールの生徒さんだけでなく、ビギナーの参加ももちろんOK。週末に開催されることが多いので、家族でドライブがてら気軽に参加できるのも魅力です。
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via photo by アスラボ

酪農体験で学ぶ、牧場での仕事のこと

今回筆者が参加したのは、千葉の牧場での酪農体験。

房総半島の山間にある高秀牧場を訪れ、乳絞りやブラッシング、バター作りなどを体験してきました!広大な敷地は、なんと東京ドーム4.5個分。この敷地内に、乳牛が150頭飼育されています。

敷地の中には、牛の餌になるトウモロコシの畑や、たい肥を作る場所などもあります。牧場の中で牛を育てるための餌を作り、牛のフンを利用して餌を育てるための肥料を作る。完全な循環農法を採用している高秀牧場。こうした話は、大人でも勉強になります。
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牛舎にて、スタッフさんのお話を聞く子どもたち。真剣です!
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広大なトウモロコシ畑。大自然に囲まれた場所を訪れるだけで、心身ともにリフレッシュできます!

五感をフルに使って体験!

娘は牧場に来ることも初めてなら、ホルスタイン牛を見るのも初めて。大きな牛を見てびっくりしていたし、突然モーと鳴く声にもびっくり。においも気になるよう。牧場に広がる餌の独特のにおいにも敏感に反応し、「なんだろう、嗅いだことない」と鼻をひくひくさせていました。五感をフルに使って牧場を体験しているよう!

他に参加していた子どもたちも、牛を触って「温かいね」、乳を搾って「出た!」といちいち反応がよくて、見ているこっちも興奮してきました。
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大きな乳牛は間近で見ると迫力満点。体重はなんと700㎏!食べる餌の量も1日30㎏なんだそう。
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ブラッシング体験。大きな体を子どもたちがブラッシングするのは大変でしたが、みんな一生懸命やっていました!

食べ物に感謝する気持ちが芽生えた娘

スタッフの方からは、牧場の仕事やホルスタイン牛の一生についてなど、とても貴重で奥深い話をたくさん聞くことができました。

筆者の娘はまだ4歳になったばかり。きっとほとんど理解できなかったと思います。それでもひとつだけ心に響いた話があったよう。それは、本当は仔牛が飲むはずだった牛乳を自分が飲んでいるという話。

こちらの牧場では、仔牛は生まれたときからミルクで育てているようです。「仔牛が飲むはずだったママ牛のお乳を搾って、みんなのところに届けているんだよ」という話を聞き、「仔牛さんはもしかしてママのおっぱい飲みたかったのかな?」と私に聞いてきた娘。「そうかもしれないね。おいしい牛乳飲めるのは仔牛さんのおかげかもね」と言ってあげると、自分から進んで仔牛のそばにいき、「ありがとうね」と言っていました。

食べ物を大切にする気持ち、食べ物のありがたみが、リアルな体験を通してわかった瞬間だったのかなと考えると、連れてきて本当によかったと感じました。

ここで見たこと感じたことは何かしら記憶に残り、娘がこれから食について考えるベースとなっていくはず。折を見て、私からもまた教えてあげようと心に誓いました。
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乳搾り体験。あらかじめ、絞るコツをスタッフさんから聞いていたので、みんな上手でしたよ。

お待ちかねのランチタイム!

この日のランチは、4種のチーズを使ったピザが登場!チーズはもちろんこちらの牧場で製造されているもの。日帰り自然体験プログラムは、基本的に昼食がついており、その場で収穫したもの、製造したものを使った特別ランチを楽しむことができます。

自然の中でいただく食事はまた格別な味。家族とおいしいね、と言いながら食べるランチは、この日の出来事を楽しい思い出として深く心に刻んでくれるに違いありません。
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4種のチーズを使ったピザ!同じ牛乳からできているのに、4種それぞれ全く違った風味でした。製法の違いでこんなにも特徴が分かれるなんて、チーズの世界も不思議ですね。
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ランチの後にはバター作りに挑戦!シャカシャカ容器を頑張って振りましたが、子どもの力だけでは難しかったよう。後半は筆者がサポートしてなんとか完成しました!

この日の体験を、自分の中にしっかり落とし込むプレゼンタイム!

この自然体験プログラムのいいところは、体験しっぱなしで終わらないという点。最後に、今日一番印象に残ったことを絵にかき、子どもたち自身に発表してもらうという時間を設けています。

娘は、出産を控えている牛が気になったよう。大きなお腹を抱えて横たわっている牛の絵をかいてくれましたよ。今でも、この時の話をよく自分からしてくれます。よほど印象深かったのですね。
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本物の体験を通して学べる食育プログラムに参加しよう

普段何気なく食べている野菜やお肉、お魚について、これって誰が作っているの?どうやって作られているの?という疑問が子どもから出てきたら、きっとそのときが食育を始めるときです。

食育といっても、いろんな方法があります。この自然体験プログラムは、実際に産地などを訪れて、生産者の話を聞きながら収穫や家畜の飼育を体験できるという点では、食育にうってつけ。

今後も、季節に応じた収穫体験や、泊りがけの自然体験など、いろいろと興味深いプログラムを企画しているようです。食育×思い出づくりに、ぜひ元麻布農園の自然体験プログラムを利用してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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WRITER

Akari Itoi Akari Itoi  フリーのエディター、ライター、イベント/セミナー運営のディレクターとして活動中。夫と娘2人、東京在住。石川県出身。得意な分野は食・子育て・ママライフ・学び。 調理師/パンコーディネーター取得。