2016年10月13日 公開

させるべき?お子さまの「はじめてのおつかい」

テレビでおなじみ「はじめてのおつかい」、笑いあり涙ありで小さいお子さまががんばる姿に観ているこっちが癒されますよね。でも現実問題として小さいお子さまにおつかいをさせていいのでしょうか?おつかいをさせるならいつ頃から?今回はお子さまのおつかいについて紹介します。

世界と日本のおつかい事情とは?

実は海外では、お子さまだけで外出すること自体が禁止されている国も珍しくありません。
ほかにも、お子さまだけを車に残しての買い物や、お子さまだけを家で留守番させることも法律違反であり、親が通報されることもあるそうです。
したがって、海外ではお子さま一人でおつかいに行くということ自体が考えられないのです。

逆に日本は昔から、地域住民みんなで「子は地域の宝」としてその成長を見守ってきました。
困っていることがあれば声をかけ、悪いことをしていれば誰であろうと叱ってくれました。
こういった地域の見守りもあってこそ、日本では小さい頃から「おつかい」が根付いてきたのです。

よく考えて!おつかいさせる?させない?

近年の日本では、なかなか昔のように近所の人はみんな顔見知りということが少なくなってきました。
また、不審者などによる事件や交通量の増加による交通事故など、安易にお子さまを一人で家から出せる時代ではなくなってきました。
無理におつかいに出さなくても、中学生くらいになると自然と自分で買い物もできるようになります。
パパやママ、住宅事情にもよりますが絶対おつかいをさせなくてはいけないわけではないのです。

おつかいをさせたい!いつ頃からいいの?内容は?

テレビでは小さいお子さまががんばっていますが、あれはスタッフによる万全の体制があってこそのため、あまりオススメできません。
おつかいをするには、何かトラブルがあった場合に自分で考える力、他の人とコミュニケーションを取る力が求められます。
日本では、小学生になるとお子さまたちだけで登下校したりと外を歩く機会が増えるため、自然と自分で解決する力や困ったことがあったら大人に相談する力ができてきます。
したがってはじめてのおつかいをさせるには小学生くらいが適切といえるかもしれませんが、ひとりひとり成長具合は異なります。決して無理強いせずにお子さまの「やってみたい!」を大切にしてあげてください。
内容も難しいものではなく、ポストに郵便を出しに行ったり、スーパーの中で商品を取ってきてもらったりと簡単なものから挑戦しましょう。

少しずつ増やしてみよう!上手なステップアップの仕方

何回か簡単なおつかいができるようになると、お子さまもずいぶんと自信がついてくるのではないでしょうか。
そんなときは、少しおつかいの品数や場所を増やしてみましょう。
品数を増やすだけでグッと難易度は上がります。商品を探して歩いたり分からなければ店員さんに聞いたりとお子さまには考える力が要求されます。
1つから2つ、2つから3つなど少しずつ増やしてあげましょう。
一カ所でおつかいができるようになったら、場所を増やしてみるのも良いでしょう。
スーパーで買い物をしてからそれをお友だちの家に届けるというおつかいは、順序立てて物事を行う力が要求されます。
メモなどを活用して挑戦してみてくださいね。

身の回りには危険がいっぱい!おつかいの注意点

一歩家の外に出ると危険がいっぱいです。
車や自転車にひかれないように最低限交通ルールをきちんと守れるようにしておきましょう。
また、声がけや不審者などにも注意が必要です。
パパやママも知っている人以外に声をかけられたらお店の人に教える、言葉巧みに連れて行こうとするので絶対について行ってはいけない。
止まっている車からは離れて歩くなど、普段から道を歩く際にこういった場合はどうしたらいいのかお子さまと一緒に話し合っておきましょう。

おつかいをするなら万全の対策を!

おつかいはお子さまにとってもとても良い経験になります。
しかし、危ないこともたくさんあります。早ければいいというものでもありません。
無理せずにお子さまのペースに合わせてはじめてのおつかいに挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事は執筆時点のものですので、最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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でこぽん でこぽん  元気ありあまる女の子2人のママです。3世代仲良く暮らしています。